内容説明
平和な学校が、ある日を境に戦場に…!!
「信じなさい、守りなさい、想いなさい。それが友達にあなたができること」……それは、亡くなった母が残してくれた言葉。柚月は、その言葉を大事にしながら生きてきた。
しかし、ある出来事をきっかけに始まったいじめの中で、柚月にとってかけ替えのない2人の友達、百花と純菜が加害者と被害者となっていくのだった。
守ることも止めることもできないままいじめはエスカレートし、被害を受けていた純菜は、学校を去ることになってしまう。
やがて、ついには柚月がいじめの対象にされ、身に覚えのない罪を着せられ、孤立させられてしまう。
かつての友も教師も、誰も味方になってくれない。
今や、学校は柚月にとって戦場でしかなかった。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるちゃん
2
結構いい話だった。主人公と心の広さに感動する。百花も大変そう、、、2020/10/03
ミチティ
1
娘に渡されたので読んだ。 漫画よりかなり読みごたえがあった。最後は泣いてしまいました。柚月はなんで優しい子なのかしら。狂気の母と、どーしよーもない先生が本当不快だった。 それにしもここまで酷いいじめって実際あるのか?2016/05/14
りお@積読本増加中
0
純菜の「どうしても戦わなきゃいけないとしても、勝たなくてもいいんだよ。負けていい。逃げていい。そんなとこに、幸せなんてないんだから。いいんだよ。逃げて、いいんだよ。幸せになれるところまで、逃げなきゃいけないんだよ。人間は、幸せにならなきゃいけないんだから!」という言葉は良かったけど、百花の母や教師がクズ過ぎ。百花の兄があの決断をしてくれた事に感謝。2019/07/18
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