P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 人喰い

個数:1
紙書籍版価格
¥605
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

P+D BOOKS
P+D BOOKS 人喰い

  • 著者名:笹沢左保【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 特価 ¥423(本体¥385)
  • 小学館(2016/11発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093522878

ファイル: /

内容説明

心中現場から、何故か一人だけ姿を消した姉。

ワンマン社長の横暴に不満を募らせる社員達が、それに対抗しようと組合闘争に明け暮れる本多銃砲火薬店。
その工場に勤める花城由記子が、妹の佐紀子に遺書を残して失踪した。社長の一人息子・本多昭一と心中するという書き置きを残して姿を消したのだが、山梨の昇仙峡で昭一の遺体が発見されたにもかかわらず、由記子の遺体は発見されないままだった。ついには殺人犯人として指名手配を受けてしまう由記子――。

姿を消した姉を追って、一人残された妹・佐紀子は必死の捜索を続けるが、そこには思わぬ結末が待ち受けていた。

卓抜したトリックに、人間の底知れぬ業を描いた笹沢左保、会心のミステリー。第14回日本推理作家協会賞受賞作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

go

2
初めて読む作家だけど面白かった。昭和のミステリーという感じ。文章が読みやすくて良い。松本清張よりは少しサラッとしている。2023/08/26

ぱじゅん

0
1961年の作品を読みました。 時代の匂いがしてくるようで、そういう意味では新鮮でした。 でも、ストーリーに無理があるような気が……ちょっと残念。2017/01/12

しお

0
時代設定が古いせいか少々感覚的に読みづらい点がある。 だが単純に推理小説として見るとかなり良い。わざとらしい伏線もないし、中盤ですでに犯人の予想がついてしまうこともなかった。逆に言うと設定に少々無理があり、それはちょっと考えがつかないわ・・というような結末になっている。2023/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11187569
  • ご注意事項