内容説明
―あなたの未練は何ですか? 人の魂を送る”エージェント”達が織りなす、切ないけれど心温まる物語。
人は未練を残したままでは、死んでも天上へと送られることはない。そんな人間達の未練を解消し、魂を無事に送り届ける―それが“エージェント”の仕事だ。
プロになるべく勉強中の二階堂遊馬はいつもつい人間に肩入れしてしまう劣等生。だが、実習先で超優秀かつ異端の教官・新藤に出会い、一緒に人間の生き様に関わっていくことで変わっていき…。
切なく心に響くピュアストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おつまみ
93
未練をテーマにしているが、それを解決するために、深く相手の話を聞くやり方と合理的に相手をやり込めて数多くの仕事をするというやり方は何か現代の働き方について考えるものがあった。後者はとにかく合理的なので相手の感情なんてお構いなしなのが怒りを覚えるぐらいだったが、いざ仕事となると話が変わってくるのかもしれない。相手に深く寄り添うやり方は理想だけど、それを実行するには時間と労力と寛大さが必要なわけで、かなり考えさせらえれた。2021/06/01
はつばあば
55
未練ねぇ・・死んでから聞かれたってねぇ。未練を無くして天国に行ったはいいが後は無になる?。待って待って!私は花咲く天国で甘茶をのみながら浮世の垢を落としたいのよ!、死んで花実を咲かせたいの!。え?中身?。天上と人間界にこの世での未練を聞いて浄化させてくれる機関たるのがあってね、そこのエージェントの実習生の成長物語なんですが・・どこの世界にいてもお偉方が人間クサすぎて天国に夢が持てなくなったわ( ;∀;)。 2019/02/21
アズマ
25
死んだ後に「未練」がなくなり誤解が解けてももうやり直せないところにやり切れなさを感じました。結局遊馬たちは人間ではなくてどういう立場なのかが気になりました。先輩と遊馬の会話がテンポがよくて楽しいです。「落ちこぼれ狂想曲」な特に幸せに終われてよかったです。2019/02/23
yamakujira
7
死者の未練を解消して天上に送るエージェントになりたい遊馬ちゃんが、優秀な先輩のもとで実習して成長していく。人間でも神でもない彼らの設定はファンタジーなのに、死者とのカウンセリングは俗っぽくて、しかも未練の解消になってるとは思えない展開だ。作者が自負する「幸せな物語」だとは思えない。なにより文章のミスが気になって集中できない。「享年二十八歳→享年二十八」「コーヒー何て→コーヒーなんて」「十五歳→十六歳」「~し確かし→した。しかし」「死んだ理由→亡くなった理由」って、校閲部はいないのか。 (★★☆☆☆)2016/11/22
チェス
5
未練も人それぞれ。じっくり読ませて貰いました。2021/01/26




