よき群れより放たれ バンダル・アード=ケナード

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よき群れより放たれ バンダル・アード=ケナード

  • 著者名:駒崎優【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2016/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784125013640

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内容説明

新たな雇い主の依頼を受け、移動しようとしたアード=ケナード隊からダルウィンが消えた。
シャリースは契約と友情の狭間で惑い悩み――
有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む最後の事件!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

39
バンダル・アード=ケナードは、シャリースを芯においたファミリーみたいなもので、誰が欠けたってみんな辛いと思うけど、シャリースの相棒というべきダルウィンの生死不明状態は、特別に深刻なダメージを与えるのだなあ。へこたれているシャリースに、気持ちを寄せる隊員たちがあたたかい。とくにエルディル。動物って、弱ってるニンゲンに優しいのね。ダルウィンらしき男の目撃情報に、ダルウィンに違いないエピソードがくっついたとき、思わず笑って乾杯したメイスレイたちに、わたしも杯を合わせたかったです。チェイスとライルもよく働いた!2016/09/29

ダージリン

34
レーベルは変わりましたが続きが出たので、積んでた本をいそいそと読む(笑)。懐かしい顔ぶれ、シャリーズは変わらず格好いい! ダルウィンの行方不明にヒヤッとしました。公私混同しないよう動揺をおさえつつ、的確な指示出すシャリーズ。でも胸のうちを思うと…。(積んでたけど)読めて良かったです♪2018/06/16

ブラフ

24
完結!…ではなく、C★NOVELSから「は」撤退するという事でした。刊行カレンダー見て「完」の文字が付いていたから、「終わっちゃうのヤダ」病発症によって今まで積読にしていた僕の時間を返してください。いや、タイトルもさぁ…今巻でのミッションが終わったら、ダルウィンやマドゥ・アリたちとセリンフィルドに帰る的な事かと思ったし!しかも内容が、ダルウィンが行方不明になるとか、もうほんと勘弁してほしい。(1巻で主人公のシャリース自身が死にかけて置き去りにされてたことは棚上げしてw)出版社変わっての次巻、待ってます!2017/09/04

まぁち

19
シリーズ10冊目。第6話。 ダルウィンの失踪で暗雲が垂れ込める“バンダル・アード=ケナード”。隊長・シャリースの幼なじみであり、隊の料理人であり、ムードメーカーでもある彼の不在は思った以上に大きい。いつでも陽気で不屈だった隊員たちの顔色が変わり、読んでいるこちらにも「まさか…」という思いを抱かせる。唯一そんな不安を和らげてくれたのが、白い狼のエルディル。意気消沈のシャリースに寄り添う姿に今回もやられた…可愛すぎる…大きい犬が欲しくなった。 出版社が変わるようだけど、次も楽しみに待っています。2017/04/17

詩歌

19
カバーにある作者のコメントを読んでから、本編に入るのをお勧めします。腹ぺこ要員チェイス「ダルウィンが連れて行ったのなら、あの子はきっと、うまいものをたらふく食ってる」とか羨みながら美味しいできたてパンにありついてるじゃないの。シャリースのへたれオヤジぴしりが効いています。私の分もやっといて。バンダル・アード=ケナードに、一度学童保育を依頼があったら私得。子育てするおじ様は萌え要素です!2017/02/18

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