内容説明
情報科学分野の気鋭の若手研究者たちがたちあげた「消極性研究会」がお届けする、コミュニケーションとモチベーションをデザイン(=SHY HACK)するための知恵とコツ。積極的になれないことややる気が湧かないことに悩む方、あるいはユニバーサルなシステムやサービスを設計したい方とって、大きな学びが得られる一冊。研究会の色濃いメンバーが、最先端の研究成果、はたまた自身の奥深い経験談を語り尽くします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まーぶる
8
「消極的」であることが良くないことだと思われているけど、積極的にも消極的にも良いところ、悪いところがある。面白いのが、消極的が悪いのではなく、消極的な人が辛い思いをしてしまう「環境」に問題があり、それを作り変えるshy hackを推していること。特に渡邊さんの「モチベーションのデザイン」が良かった。誰にでも消極的な面がある。それを踏まえていかにモチベーションを上げるか。自分が消極的だと思う人も、積極的だと思う人も読んでほしい。2019/06/01
mhsr
5
消極的な性格は欠点ではなく、環境の方を変えてしまえば誰もがストレスなく共存できるようになる、という提言。第一章が一番面白かった。アイデア次第で誰もがもっと生きやすくなる、という可能性を感じさせてくれた。消極的な人にも積極的な人にも読んで欲しい。2017/04/04
あさ
3
「積極的になれない」と思ったことのある人に刺さることの多い本。 言い出せないし、オロオロしていることを知られたくもないし、レベル上げに熱意はないけど上手くできない自分も嫌、みたいな話をコミュニケーションやゲームやルールやユーザーエクスペリエンス?で具体例入りで明るく伝えてくれます。 うぇーい、だけじゃないルートを考えてみるのは楽しいかもね、と思わせてくれて楽しかった。2024/01/08
たいそ
3
「消極性はネガティブなイメージ」があるが、「人間は基本的に消極的。」確かに「機能の成熟」した家電製品の購入には「積極性やモチベーション」はないし、「なんでもないのに楽しい」と盛り上がるのに対して、自分は消極的側だと思う。 使いやすさだけでなく、使おうとしやすさ、やめやすさを考えるという「アプローチャビリティ」の話が参考になった。「積極性だけではなく、積極性と消極性の両方を考えることは、この世界に存在していることのしくみであり、長く付き合うためのデザインの仕組み。」2017/05/10
mft
2
言いたいことは解るけど、出て来る例が「やり過ぎ」と感じてしまう2017/12/27
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