内容説明
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データ解析をするとき、適切なデータがそろっていなければよい解析はできません。そのため、実験計画法を用いて必要なデータを集めることが求められます。本書は、データ解析に必要なデータを的確に得るための実験計画のノウハウを解説した入門書です。実験計画の基本となる要因配置型計画をはじめとして、実験方法を工夫した乱塊法や分割法、一部実施型による実験の効率化手法を初学者にもわかりやすくざっくり解説しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jjm
6
直交配列表の考え方について、ネットでも意外にちゃんとした記事がなく、調べてもずっと理解できなかったが、たまたま手に取ったこの本のおかげでだいぶ理解が進んだ。分散分析、交互作用、乱塊法の説明もわかりやすい。良書。2022/08/20
あるにこ
6
いろんな条件で比較実験を行う場合、膨大な数の実験を行わなければならない。そんなときに条件を絞って、実験数を減らすことを目的としたものがこの実験計画法。ばらつきや誤差、仮説検定など用語の説明が分かりやすく説明されている。ただ読んでも時間が経つと忘れてしまうため、必要となったときに読むことをオススメする。2021/04/14
凸凹
2
おそらく、もっともやさしい実験計画法の入門書。まったくの素人でも、最後まで読み通せば、実験計画法がどういった統計手法なのかを理解することができる。 ただ、この本自体、ほんとうに「これだけ」という程度の内容なので、実際に実験計画法を使う場合は、他の入門書が必要になるかもしれない。2016/02/27
シロくますけ
1
復習のために読んだけど、文字による説明が多くて理解しづらい。それにしても効果と誤差を簡単な計算で分離するなんてうまい手を考えたものだ。でも「簡単な計算」のわりに頭に入らないのはなぜ?2024/06/29
かっこわらい
1
実験計画法のエッセンスをまとめた本 QC検定2級の出題範囲である実験計画法を勉強するために選びました。目的を達成するのに、十分な内容が書かれています。 実験計画法について、パラメトリックな統計学知識が必要なものの、初学者向けに易しく丁寧に解説されています◎2019/07/25