内容説明
親代わりの遺産管財人マッケイブが、仕事で大けがをしたために、同居することになったウィン。野性的な魅力を放つマッケイブに、顔をあわせるたびに、美しくなったと見とれられ、ウィンの胸はときめく。ある夜、衝動を抑えかねたマッケイブにふいに抱きすくめられ、驚いたウィンは思わず拒絶してしまう。すると目の色に燃えるような怒りを浮かべ、彼は乱暴にキスをしてきた。怯えて震えるウィンに「君だってぼくがほしいんだろう」と耳打ちしながら。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
ダイアナさんの初期に近い作品で、シリーズでもなく、登場人物もやたら多いこともなく、サラリと読めました。ヒーローは鬼畜ではないけれど、戦場リポーターとして中東に派遣された先で銃撃され負傷して帰ってきたのに、回復後は直ぐに復帰しようと考えながら、ヒロインの婚約を壊そうとするのが、身勝手としか思えなかった。ヒロインの仕事にも口出しが多いし、なにせ一概で、全てに独断するのが好きになれなかった。ヒロインも婚約しているからとヒーローにストップをかけながら、ツンツンしたり、妙に誘うような行動をしたりで、倫理観に欠けてる2017/09/07