竹書房怪談文庫<br> あやかし百物語

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竹書房怪談文庫
あやかし百物語

  • 著者名:伊計翼【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2016/10発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801908949

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内容説明

永遠の業火で呪われし九十九話!
読み終えた後は…知らない。
YouTuberせきぐちあいみも戦慄、怪談社百物語シリーズ第2弾!

「魔刻百物語」に続く、怪談社書記の伊計翼による百物語シリーズ最新作。
葬式帰りの母親に清めの塩をかけた時の怪異(第21話)、祖母が体験したお面に纏わる恐怖(第36話)、猫の轢死体が多い交差点で目撃した戦慄(第80話)など、全九十九話を収録。
そして、すべてを読み終わった、そのあとに続く新たな恐怖とは――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

153
伊計翼(たすく)さんは怪談語りの天才じゃないかなと真剣に思いますね。百物語で読み手を一時も飽きさせずに興味を持続して全編を読ませる才能は並大抵ではなく只者ではないなと強く感心しますね。この百物語には題名がありません。これはオチの刺激が強過ぎる、ごっつえげつない話ですのでご注意下さいね。87.ある村で葬儀の前夜に遺体の横につき線香を絶やさない様にする「寝ずの番」を高額の報酬に釣られた男が引き受ける。さまざまな怪異が起こり、気が狂うらしいぞと彼の友人が警告したのだが男は大丈夫の一点張りで聞く耳を持たなかった。2020/11/06

HANA

54
実話怪談集。各話は大体一頁から数頁と短いものの、中に詰まっている密度が只事では無い。数行の中に「嫌」さを詰め込んだ構成が何とも光っている。特に最後の一行が不条理で不安感を醸し出している作品がいくつかあり、それが何とも嫌で素晴らしい。特に寝ずの番の話とか、旅館で娘に起こった出来事とか。で、巻末の人形の話であるが、あの思わせぶりな巻頭言から期待していたのだが、古典的な筋書きでこれはちょっと食い足りなかった。ただその終わり方と、ゲストの話は何とも言えないけれど。畳み掛けるように恐怖が襲ってくる、いい一冊でした。2016/11/26

澤水月

33
ポ○GO怪談が! すごく分かる気がする、よく言われてるけど前からの神霊スポと生々しい殺人現場多いんだもの・緑色のお風呂…・彼岸花…! 話名なく前置きは何年のどの季節だけ、という前巻に続くシンプルさが良い。驚く人物によるプレゼント付き!2016/11/03

ラルル

26
薄い文庫に百話なので1話ずつが短く、合間合間に読むのにピッタリでした。クオリティは相変わらず高く、文書もどんどん読みやすくなっていますね。ラストに黒木あるじさんの話が載っていたのは嬉しいサプライズだったなー。次巻も楽しみです2017/02/25

かおりんご

25
ホラー。人に、呪いの人形を押し付けちゃうのはどうかと思う。あっという間に読める。記憶には残らないけど。2020/06/12

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