内容説明
踊る作曲力?オリジナル・ラブ初の書籍、ポップス作りのセオリーを大公開。貴重なグラフ、ギター・コレクションも掲載!
オリジナル・ラブのメジャー・デビュー25周年記念のアニバーサリー・イヤーに、日本のポップス・シーンの最先端を走り続けてきた田島貴男が初となる単行本を刊行。ヒット・チューンを生み出し続ける独自のポップスの作り方を公開します。これまで語られることのなかった田島流作曲術、作詞術、ボーカリスト論、エンターテイメント術などのノウハウを詳細に解き明かしていきます。さらにキャリアをじっくり語ったバイオグラフィ、音楽的ルーツ、田島流ギタリスト論も公開。ギター・コレクション、ダイアリーより抜粋した日々の音楽観も掲載しています。
目次
■第一章~田島流ポップス論
◎ポップスのフォーマット
◎普遍的なポップス
◎歌詞について
◎メロディについて
◎メロディの鍵はサビ
◎言葉とメロディ
◎「接吻」誕生秘話
◎音楽的ルーツ?曲作りへの目覚め
◎オリジナル・ラブ始動
◎カバー曲への向き合い方
ほか
■第二章~田島流ギタリスト論
◎ギターとの出会い
◎パンク/ニューウェーブへの憧れ
◎ソウル・ミュージックへの傾倒
◎ひとりソウルショウの始まり
◎ブルース、ジャズ・ギター
◎ギター・コレクションを公開!
ほか
■第三章~日々の音楽観
◎ダイアリーより抜粋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
24
なんか最近、また、気になり出して読んだ。ジャケットの「ポップスを作るマッドサイエンティスト」が笑える。「接吻」は、朔太郎とか、吉井和哉とLINEしてたりとか、下地に、ブリティッシュロック、XCTなどがあるんだと知った。本人は、暗いアルバムと言っていたが「街男 街女」が好きでその中の「ひとりぼっちのアイツ」が好き。2019/02/02
Tenouji
7
面白かった。ひとつのことをコツコツと、ではない、どこか開放的な、熱くマニアックな音楽愛を強く感じる内容で、興味の変遷も、同年代で共感できるなぁ。2017/05/30
nizimasu
5
ギターマガジンの連載も入った本だけにギターの話も多いけどオリジナルラブは第一期と本人が称する時代しか聴いていないけどそれでもこの本は面白い。ものスゴく熱い音楽に対する思いがほとばしっている訳でメジャーからインディへの移行に考えてみれば渋谷系とくくられていた違和感からロックに。そして最近だとネギッコのプロデュースもしていた触れ幅はお金の問題もあるけどポップスに対するこだわりがとてもよくわかる。中でもバカラックについて言及している部分があってこれまでの田島さんの活動の一貫性というのがようやくつかめた気がした2016/12/14
すたっぷ
5
オリジナル・ラブのファンになってもう20年をとっくに過ぎた 自分の事を書いた文章はデビューの頃からずっと田島に貰っていた手紙をまとめて読み返したみたいな感じ そして音楽、楽器のについては自分の知ってる事を話したくて話したくて仕方がなくて話が止まらない少年のよう 田島の聴いてきたミュージシャンの名前も楽器の事もちんぷんかんぷんだけどそこは田島を信じてる! これからも聴き続けるしライブも見続けて行くからー2016/11/04
ishida
4
気持ちよく読み終えた。感性で突っ走ってる印象だった田島氏の見方が変わった気がする。努力の人。2016/11/04
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