感動する会社は、なぜ、すべてがうまく回っているのか？

著者名：藤井正隆【著】

マガジンハウス（2016/10発売）

• ISBN：9784838723034

内容説明

どんなに厳しい時代でも、どんなに衰退しつつある業界でも、確実に成長を続けている企業がある。しかも、従業員はやる気満々、お客様はニコニコ、地域や社会に付加価値までもたらしている……その秘密は「好循環」を作ることにあった！
　ポイントは、以下の３つ。
１．従業員を大切にして好循環を生み出す。
２．顧客価値を高めて好循環を生み出す。
３．地域貢献で好循環を生み出す。
『日本でいちばん大切にしたい会社』（あさ出版）の著者・坂本光司氏とともに著者が長年にわたって取材してきた企業の中から、選りすぐりの好循環・感動企業15社の魅力を上記の３つのジャンルに分けて紹介するとともに、不況を生き抜く企業のあるべき姿を理論立てて説明する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ばなな]

各社の理念。社員が喜んで働いている会社は、お客様も満足を得る。それでは、社員が喜んで満足する会社にするためには？だから各社の経営理念があり、しっかりとする社員が納得して同じ方向に向ける必要がある。大切だあ～。

2015/12/05

[ハザマー]

経営理念、売上以外の目標と感動、社員の成長を掲げる１５社。 食、自動車販売、家電販売、焼酎、地域の活性化様々な業種で、 利益上げ続けている企業と社員のモチベーションを紹介。

2014/07/05

[in17]

感動する会社の経営者は総じて利益の為に経営をしていない。と言えば語弊があるが、それぞれ社員の為、地域の為、世の為人の為に会社経営をしている。だからこそ従業員に支持される。だからこそ、ユーザーに支持される。巡り巡って還元される。いい会社にしよう。

2017/11/06

[Yuji K]

顧客満足や顧客感動が叫ばれている中、「感動する人しか感動を与えられない」という前職の社長の言葉が頭に残ってたので、手に取った一冊。15の企業を実例に挙げながら、業績がいい会社に共通する特徴をつかまえている。規模の大小よりも、地域や従業員、顧客に愛されながら永続するほうが大切だと教えてくれる。必ずしも最初からうまくいってた訳ではなく、壁にぶち当たって、これじゃいかん！と再起した企業が多い。この特徴の多くを逆行していると感じてしまう我が社の行く末はいかに。その意味においてベンチマークしておく。

2016/09/25

[ゆうゆう]

どこも組織力の高い企業という印象が大きい！けして大企業だからとか、現状に甘んずることなく進化し続ける所が好循環を生む。見えているようで見えていなかった所を、ちゃんと意識して実践していくのがすごい。

2014/03/04