今日からワーキングプアになった 底辺労働にあえぐ34人の素顔

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今日からワーキングプアになった 底辺労働にあえぐ34人の素顔

  • 著者名:増田明利【著】
  • 価格 ¥612(本体¥557)
  • 彩図社(2016/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801301078

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内容説明

正社員でも生活できない人たち、突然の失業で追い込まれた人たち、女性ワーキングプアの実態、底辺労働に希望が見いだせない若者たちなど、現代社会のいびつな構造を明らかにするインタビュー集。
働いても働いても食えない…。格差社会の悲痛な声。34人の魂の叫びから日本社会の闇が浮かび上がる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

101
ただただ怖いケース集。大学を出、どうかすれば大学院まできっちり出て、いっときはいい給料をもらい、いい暮らしをしていた人も多い。ただ会社が倒産したり、あまりのブラックで仕事を辞めたが次に繋がらなかったりで、やるせなさを抱え非正規労働で汗をかきカツカツの生活から這い上がれずにいる。自分も同じ人生ゲームのプレイヤーなんだと背筋が凍る。私の子どもたちだって、この先どうなるかわからない。甘さや努力の足りなさを責める資格は誰にもない。ちょっとした運を頼りに、私だってここまできている。明日は我が身と肝に銘じる。2017/10/10

Tsuyoshi

62
ワーキングプアに陥った34人の方の事例集。明らかに自己責任という人や倒産やリストラなど運命の歯車が狂った悲惨な人など様々な事例が描かれていて興味深かった。自分も偶々そういう事態から避けられているだけだと再認識させられたし、現状の仕事を頑張りつつ将来のビジョンをしっかり考えて行動しないといけないなと思った。2018/08/22

GAKU

32
年々格差社会が進み、実際にワーキングプアに陥ってしまった34人の実態を書いた本。私は労務、人事、人材等に係る仕事をしており、このような現状は以前から知っていたので、特に目新しい実態は得られなかった。ただ現在中流以上のポジションで、ワーキングプアの実態を全くご存知ない方達には、このような人達が増えているのだと知っていただくためにも一読はあり。実態を知ったうえで、この格差社会をどう改善して行けば良いのか?という問題意識を私達一人一人が持たなければいけないのでは?こんな世の中じゃ夢も希望も持てませんよね。2015/11/14

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

22
死ぬほど一生懸命働いても食べるのがやっとなんて、奴隷と同じようなものではないか。先進国の看板をおろすべきである。2017/06/12

mari

18
読めば読むほどどんどん落ち込んだ。恐ろしい。。。胃も痛くなったし、精神的にくる内容。2015/12/13

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