子どもの心の育てかた

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader

子どもの心の育てかた

  • 著者名:佐々木正美【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 河出書房新社(2016/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309247663

ファイル: /

内容説明

子ども達がこの素晴らしい世界で生きていくときに最も必要なものは、どこででも根を張り花を咲かせることができるあたたかくて強い心。児童精神科医からすべての子どもと共に生きる人々へ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizuki

46
みなさんの感想の評価が高かったので、図書館で借りてみました。今流行りの育児書(こういう時は、こうすべきと断言しているような本)とは異なり、心に寄り添ってくれる優しい言葉がたくさん詰まった一冊となっていました。育児で本当に大切なことは何かを思い出させてくれるし、人を育てる尊さを教えてくれます(*˘︶˘*) 子どもを持つ多くの方に是非読んでいただきたいです♡2017/08/27

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

42
著者が亡くなり、ニュースで紹介されていたことがきっかけで手に取った。子育ての本だけれど、恋愛や結婚についても語られており、子どもを育てていない人にも興味深く読める内容。スルドイ見方がとても優しい言葉で語られ、可愛らしい子供の挿絵がとても魅力的。著者の考えの中心にあるのは、「子どもは愛されることで、いい子になる」ということだ。「いい子」とは大人にとって「都合のいい子」になってしまっていることが多いけれど、いい子だからかわいがるのではなく、どんな子でもかわいがることでいい子になる。(続2018/08/03

シュシュ

28
久しぶりに佐々木さんの言葉に触れてスッキリした。失敗しても同じことを繰り返すのは幼児の長所/自尊心を傷つけるような叱りかたがいけない/しっかり自立する子のほうが自立は遅い/子どもは依存と反抗をじゅうぶんにしないと自立できない/親の都合をおしつけるのは過干渉/手をかけてすぎて子どもがだめになることは、けっしてない/『ちらかし放題』は集中して遊べるという長所/ほどほどに忘れ物があるのが一番いい/長所をあたりまえのこととして見過ごし、欠点ばかり探して一所懸命修正しようとする教育は間違っている→ 2017/03/27

なつ

24
『人は支え合って生きるだけではなく人と人が相互に依存し合い、そういう関係がたくさんある中にいて初めて「人間」たり得る』確かに「あぁこの人、人間ぽいなぁ」と感じる瞬間って、たくさんの人に囲まれて楽しそうに気持ち良さそうにコロコロカラカラと快活に笑ってる時、だと思う。そして『夫婦とはお互いが非常に深く依存し合う関係。単なる愛情を超えて、互いに自分を、そして相手をも同じように大切にし合いながら存在する関係』だから『子供がいてもいなくても夫婦間に深い相互依存の関係があれば、その関係はとても健康的』なんか安心した!2019/12/18

縞子

20
子育てに行き詰まった時、悩んだ時に佐々木先生の本を開くと大丈夫、大丈夫と言われているような気持ちになります。2018/11/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11068740
  • ご注意事項