内容説明
「ベイズ統計学」の敷居を低くする「理論より実践」の本!!
本書は、いわゆる「ネイマン‐ピアソン理論」の統計学とベイズ統計学の比較や、ベイズ統計理論の数式的な裏付けを示す等、学術的・専門的な解説を行うことを目的とはせず、ベイズ統計が現代社会の中でどのように生かされているのかを親しみやすい実例を挙げて記載し、実務への橋渡しを行うものです。解説する上で最小限必要とする数式は掲載しますが、ベイズ法で大きな障害となる「計算が難しい」という問題点をツール「Weka」や「Excel」を積極的に使用して簡略化し、データ分析の敷居を低くすることで、「理論より実践」を目指します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coldsurgeon
3
観測された結果から、見えない状態を推測し明らかにするというベイズのの定理の根底にある考え方は、医療ビッグデータに立ち向かうこれからの時代に、欠かせない考え方。厚生労働省が示す生命表や死亡率に、ベイズが利用されている訳が理解できる。久しぶりに高校数学が役立つ。2016/10/05
kinoko
2
ベイズ統計学がザクっと理解できたと思う。とりあえず入門には最適だしもっと知りたくなる内容だと思う。付録の多変数のカルマンフィルタは理解できなかったけど勉強してみたくなった。2020/02/28
カエル軍曹
1
病気の検査の話やオオカミ少年の話などを例にあげて実際に確率計算を解いて、ベイズの定理を分かりやすく説明している。紹介されているソフトウェアのWekaはまだ使っていないが、機会があれば試してみたい。2019/01/07
BMI-22
0
機械学習、データマイニング用フリーソフト:Weka2016/02/25
川上遼太
0
MOP ベイズ確認がどういうものが軽くわかった。2019/02/15