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内容説明
三週間後の運動会で、六段のとびばこを三年生全員でとぶ、とびばこの競技がある。とんだらぬけて、とべなかったらとべるまで挑戦しなければいけない。運動会の伝統の競技がとびばこだなんて、どこの小学校をさがしてもないと思う。体育の授業がはじまった。ぼくは、ようやく四段がとべるようになったばかりだ。五段のとびばこに向かって走ったけれど、ふみきり板に足を合わせようとして直前でスピードを落としてしまった。五段がとべないのに、六段なんて本当にとべるのだろうか……。ある日、ぼくのクラスに「かじまさる」くんという転校生がやってきた。かじくんは、ほとんどしゃべらないちょっと変わった子だった。かじくんも、とびばこが苦手で一緒に練習をしていたけれど、ぼくたち二人は、前日までに六段をとぶことはできなかった。そして、ついに運動会の日がやってきて……。とびばこなどの運動が苦手な子どもたちにおくる幼年童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のほほん
11
「ぼく」は小学3年生です。運動がにがてです。なのに「ぼく」の学校には3年生は運動会で全員6段のとびばこをとぶという競技があります。当然6段なんてとべない「ぼく」はとびばこのない国へ行きたい、なんて思っていました。そんな時とびばこがにがてな加地くんという転校生が来ました。その加地くんもとびばこを練習します。でもなかなかとべません。みんなも手拍子で応援します。私もとびばこは苦手だったから2人の気持ちわかるなぁー。がんばってもできないことってやっぱりあるものね。応援が嬉しいのととべないくやしさで複雑な気持ち。2024/05/28
遠い日
8
「しゅくだい」シリーズ。子どもたちの葛藤が、いつもわたしに勇気をくれる。運動会で跳び箱の6段を全員が飛ぶという競技に取り組む。同じ団地の、転校生のまさるとの関わりを交えながら、跳び箱へのチャレンジを描く。一生懸命がんばるぼくとまさる。ぼくはクリア。まさるはとうとう飛べなかったけれど、観衆の胸を熱くさせたがんばりに大きな拍手。喋らないまさるだったけれど、跳び箱をがんばったもの同士の共感はあったとわかるラストが切ない。2021/12/17
豊平川散歩
5
同じ団地に越してきた6ヶ月間の転校生との物語。決して無愛想なわけではないと思うが、不安な気持ちがそうさせるのだろう。受け入れ側は仲良くなりたいと近付いてくるが、警戒心の方が強いのは、慣れていないからだと思う。 最後まで飛べなかったけど、けなすことなく、まわりの皆も頑張っていることへの応援は、通じたことだろう。2020/03/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
30年度ブックトーク授業3年生 読書感想文に向けて。 運動会で3年生全員6段を跳ばなくてはならない。5段も跳べないボクは…。2018/07/17
かんたあびれ
5
【児童書】運動会で3年生全員が跳び箱6段を飛ぶ競技がある。けど、6段を食べない僕。そして同じく飛べない、しかもみんなに溶け込んでない転校生。跳び箱も転校生との仲もすぐ上手くいくわけじゃないのがリアルでいいなぁ。それにしても、運動会本番で飛べるまで跳び箱をやり続けるって飛べない子にとって拷問だよ!!2018/06/25
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