- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための教養を、余すところなく披瀝。今もっとも注目すべき文系芸人による初の新書登場。90年代黄金期の週刊プロレスや、I編集長時代の週刊ファイトなどの“活字プロレス”を存分に浴びた著者による、“プロレス脳”を開花させるための超実践的思想書。文庫版のみ収録の対談など含めて、待望の文庫化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2y@
38
プロレスファンである事の肯定。オススメはしないけど、読めば確かにプロレスが判る。実は勝敗は決まっているんだとか、どうし技を避けないんだとか、世の中と同じで、『おかしい!』と思うところに現実があったりする訳で。 そう、プロレスファンは、ロマンティストでなく、リアリストなのである。 さらに言えば、理解・共感を得られない事にも、プロレスファンは慣れているのである。 最後に…「貴闘力さん、あんたは男の中の男だよ!」 2016/10/27
Mayumi Hoshino
27
プロレスを長年愛してきた著者による、プロレスから学んだ、モノの見方論。「すべて丸のみにして信じるのではなく、全部あり得ないと拒絶するのでもない、半信半疑のスタンス」の重要性が説かれてゆく。(実は)差別的な見方をしていた自己に自覚的になる、評判だけで判断するのではなく自分の目で見るなど、プロレスに特に興味はなくても頷ける箇所が多々。有益なものだけ体に取り込んでも息苦しいのでは、余分なものも必要なのでは、と書かれた部分には、読書や音楽鑑賞などの他の趣味とも通じるものがあると感じた。面白かった。2016/12/19
たらお
24
プロレスのことを熱く語る本ではなく、プロレスから学んだノウハウを語る本。昭和のプロレスに触れてきた世代には、「あ~わかる」という言葉がある。「プロレスってどうせ八百長なんでしょ」と冷たくあしらうその言葉である。その言葉に対し、自分はどのように返答していくのかを何度考えたかしれず、答えを見つけたからといって、実際に見なければ素晴らしさはわからないであろうと思ったものだ。現在のプロレスはほとんどといって見なくなったが、プロレスのもついかがわしさを受け止めつつ、楽しむ余裕をもつ大人でいたいと思わされる本だった。2016/07/27
緋莢
17
プロレス観戦だけでなく、ターザン山本編集長時代の『週刊プロレス』や、I編集長時代の「週刊ファイト」で活字プロレスを存分に浴びた著者。半信半疑力を鍛える、他人のものの見方や角度を楽しむ、無駄なものを愛す、など「プロレスから学んだこと」の数々を紹介。2016/09/04
スプリント
15
プロレス好きによるプロレス愛にあふれた内容になっています。世相とプロレスの動向を結びつけるなど、プロレスに興味のない人にもイメージがわくような配慮もされています。2019/03/10
-
- 電子書籍
- 本当にヤバイホラーストーリー 教室地獄