双葉文庫<br> 4ページミステリー

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双葉文庫
4ページミステリー

  • 著者名:蒼井上鷹【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 双葉社(2016/10発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575514001

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内容説明

「小説推理」で好評連載中の「2000字ミステリー」を、一挙まるごと5年分、60編収録。各話は原稿用紙5枚分というお手軽な長さなので、通勤通学の車内でちょこっと開くのにオススメです。短くても、伏線やどんでん返し、ミスリードの仕掛けありで、これはオイシイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

158
4ページ×60編のあの手この手で読者を引っ掛ける或いはけむに巻く(迷宮に誘う)魅惑のショート・ミステリー集。よくぞこんなに沢山の物語を紡げるものだなと私なんかはもうそれだけで感心してしまいますね。反面はっきり言って次から次へと息つく暇もなくサプライズがやって来るので些か食傷気味にもなりますが、でも著者の実力は認めざるを得ずたいしたものだなと脱帽しますね。唯これだけあると1つか2つはオチの意味が理解できないのがあって、どうにも悔しくてモヤモヤしストレスにもなります。やっぱり私は単純で解り易いのが好みですね。2018/12/05

takaC

96
4ページ×60話ならすらすら読めるだろうと考えていたが、ショートストーリーの中に瞬間的には分かりづらい仕掛けが盛りだくさんで意外と読みにくかった。厳選して20ページ×12話くらいの構成の方が良かったな。2012/05/18

相田うえお

90
★☆☆☆☆ 4ページだから読みやすかというと、逆に短編が60本もあるんで途中で飽きて制覇に1年かかりました。まず4ページに起承転結を表現していくにはあまりにも無理があるような。言葉が薄っぺらになりますよ。作品によってはオチが無い?に等しいみたいな。ページ制約で足りなかったんでしょうね。削除削除でもう削るところがなく落ちが一言になっちゃったみたいな。あと、人間工学的に次々4ページ物を読んでいっても頭に何も残らないですよ。単なる暇潰し、時間潰しになっちゃいますよ。まあ、こういう趣旨の作品なんでしょうけど。。2016/04/24

chantal(シャンタール)

79
全て4ページで終わるミステリー。4ページで起承転結を作り、最後はどんでん返しをするわけだから、すごいなあ、とは思うのだが、私に読解力がないせいか「これはどう言う意味だったんだろう?どう言うどんでん返しだったのだろう?」と、誰かに解説してもらわないとわからないお話も多々あった。そのせいか、読了するのに随分時間がかかってしまった😓2022/04/05

キングベルⅩ世

76
タイトル通り僅か4ページ×60からなる短編集。よって、もっとしっかりした長い話で読みたいとか、微妙な出来だったりとか、そういうのがあるのは仕方ないことだろう。もちろん4ページでこれはすげぇ!ってなるものもある。中でも「ロック・オン」「キレイじゃなくてもいいから」「オレンジの種二つ」がお気に入り。殺し屋という職業や登場人物、バーの名前など短編同士の繋がりもあるような…。著者のwikiを見ると堂場警部だったり『二枚舌は極楽へ行く』だったりなんか繋がってそうな作品がチラホラあるので、そちらも読んでみたい。2015/03/26

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