内容説明
東に東海の雄・駿河の今川義元!北に信濃から侵攻してきた武田信玄!西は三河の徳川家康と織田信長の連合軍!たえず三方から狙われ、脅かされてきた遠江の小国・井伊家。次々と当主が殺され、出家した姫が、地頭職を継いで、井伊谷の平和のために立ち上がった。後の徳川四天王・井伊直政を育て上げた、知られざる戦国の女領主・次郎法師直虎の生涯。直虎を扱った歴史小説の作者であり、その生涯をいま、いちばんよく知る著者による徹底解説本。史蹟ガイド・年表も収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi
24
【図書館本】井伊直虎の生涯と井伊家や井伊直政についてなどの史実が描かれていました。井伊直虎についての情報はあまり残っていないそうで、どう大河ドラマで表現されるのか?興味があります。2016/12/25
舟華
6
興味深いところはしっかり読んで、興味のないところは流し読み。直虎についてはすでに知っている内容がほとんどだった。南渓和尚について書かれていたので、そこは嬉しかったな。2017/04/02
KT1123
4
大河ドラマにもなって知名度が上がった戦国時代の女性地頭井伊直虎(次郎法師)と養い子の井伊直政を中心に、井伊家と井伊谷について解説した本。日本には女帝もいたし、夫や子に代わって領地を支配した女性もいたけど、直虎が特筆されるのは、若いうちに出家していて、夫も子ももたないのに、領主をつとめたことにあるようだ(本当に女性だったのか疑問視する説もあるようですが)先だってNHKオンデマンドで見た「おんな城主直虎」を思い出しながら読みました。梓澤要さんはこの前に小説も書かれているので、そちらも読みます^^2024/08/31
不見木 叫
4
大河ドラマからの流れで読了。あまり詳しくない範囲なのでドラマを観る時の参考資料に。2017/03/10
流
1
以前読んだ『剣と紅』を思い出しながら読んだ。どうしようかな、今度こそ大河、見続けてみる!?2016/12/10