内容説明
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昆虫をくらべて楽しく知ろう
知られざる昆虫の世界へようこそ!
昆虫には昆虫の種類だけそれぞれの個性がある。
大きいもの、つよいもの、おしゃれなものなど多種多様。
『昆虫はすごい』で大ヒットした丸山宗利先生が、
くらべてみれば一目瞭然の、個性が光る昆虫たちの世界を紹介。
その世界は人間よりもすごかった…
コウチュウ、アリ、チョウなど合計200種以上が登場!
新種発見にまつわるコラムも満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
うわあ、フルカラー!実物大の写真にびっくりしたり、素晴らしい機能美にうっとりしたり。娘さんはダーウィンに出てくるツノゼミちゃんの写真に「うわあ、本当にこんな頭なんだ!」と大笑い。だよね~。オカンはマンマルコガネが気に入ったのですが、娘さんは先日大量に殺戮したイラガの幼虫の美しさが心に残ったみたいです。いや~素晴らしい生物だなあ、昆虫。2021/11/18
MOKIZAN
18
教科書の東京書籍の出版なので、型っ苦しい本かもと思ったが、見たまんまの内容だった。内外の昆虫たちを”こわい””すごい””きれい”と紹介されているが、個人的には”こわい”がぴったりだった。例え”虫けら”(例えです、侮辱ではありません)の大きさでも、いきなり出くわしたら絶対「こわい」と思う容姿の方々が、たくさん紹介されていると感じました。彼らにとっての”自己愛””美意識”ってどんなものなのか、実に気になります。著者による差別用語についてのコラムは”御意”です。2016/10/17
tom
17
図鑑は好きだし、昆虫の図柄を見るのも楽しい。そして図書館に転がっていたから拾ってくる。著者は丸山さん。昆虫大好きというお人。写真は鮮やかだし、ビックリするような姿かたち。丸山さんのお気に入りを選んでいるのだから当然かもしれないけれど、写真を選ぶところから楽しんでいるなあという雰囲気。ということで楽しませてもらいました。それにしても、手の平よりも大きいガやカマキリ、クワガタさん。こんなものに出くわしたら恐怖が一杯。そしてコラムに登場する若手研究者、みなさん楽しそうなので私は喜んでしまったのです。2021/02/15
ヘビメタおやじ
13
この多様性にただ驚くのみです。こんなに分岐していくのは、進化のスピードも速いのではないかと思います。昆虫から進化の謎が解ける日がこないでしょうか?といいつつも、お金にならないから、研究者と予算は少ないでしょうから無理でしょうね。2017/08/25
クサバナリスト
12
タイタンオオウスバカミキリ、でかい、でかすぎる。珍しい昆虫がたくさん。若い研究者の新種発見のエピソードも掲載されている。これは、書籍化されたことで若手研究者も嬉しいだろうが、子供様に本書を作り直し、新種を見つけることの楽しさを未来の研究者に示しても良いと思う。2016/09/22