ちくまプリマー新書<br> レジリエンス入門 ──折れない心のつくり方

個数:1
紙書籍版価格
¥946
  • 電子書籍
  • Reader

ちくまプリマー新書
レジリエンス入門 ──折れない心のつくり方

  • 著者名:内田和俊【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2016/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480689672

ファイル: /

内容説明

人生には心が折れやすくなる時期が必ずやってくる。どうすればそれを乗り越え、成長へとつなげられるのか。「レジリエンス」=心の自然治癒力を高めれば、さまざまな困難に対処することができる。その方法をわかりやすく解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

58
「ストレスさえも味方につけてしまう」という考え方は収穫だった。2016/10/09

KAKAPO

57
物理用語の「外圧による歪み」という意味の「ストレス」に対して「レジリエンス」は、その歪みを跳ね返す力です。嫌なこと、辛いこと、悲しいことを経験すると私たちはへこんだり、途中で挫けそうになったり、落ち込んだりします、そんな嫌な気分をもとの正常な状態に戻す力です。レジリエンスは、視点を増やすことによって鍛えられ、強化する過程で一生の財産となる「グリット(遠いゴールに向かって興味や情熱を失わず、とてつもない長期にわたって、継続的に努力し続けることによって、物事を最後までやり遂げる力)」も手にすることができます。2017/04/27

kei-zu

30
まえがきに「人生は2度危機が訪れる」と書くが、高校生向けの本書では「皆さんの親の世代の中年期」に訪れると書かれている「第2の危機」の真っただ中の私です。「レジリエンス」とは、「心の自然治癒力」であるとのこと。「気の持ちよう」を自己啓発書における精神論のようではなく、技術論として説明する著者の姿勢に好感が持てます。交感神経と副交感神経のバランスを保つ「マインドフルネス」の説明もわかりやすい。2024/07/02

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

28
【1回目】レジリエンスとは、簡単に言えば自己回復力のことと思っていただければよい。本書では、何が自分を嫌な気分にさせるのか、レジリエンスを弱める考え方にはどんなものがあるかについてまず説かれており、その後5つのケースの分析をしている。性格とは思考・感情・行動の三つから合成されており、感情は自らで変えづらいため、思考と行動、なかんずく、思考を変えることにフォーカスするのが大切とされている。中高生向けのシリーズなので、期待していた深刻なトラウマからの回復というテーマには言及されていない が有益であった。2018/09/23

suite

26
resilienceってことばに心引かれていた。素敵なことばだな、というか、概念だなというか。この本の対象年齢の時分にこれを読めたら、若い人たち、かなり幸せだろう。ざっくりやられても、きちんと立ち直って自らの脚で歩けるだろう。手に取れるように置いておこうかな。それにしても…立場がある、妻がいる、可愛い子がある、の、何でも持っている幸せボケした男どもは、本当に簡単に他人をざっくり痛め付けるよな…という思いをして痛恨の打撃になってしまい、うまく頭に入れて活かせてないけれど、再読したい。2016/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11127732
  • ご注意事項

最近チェックした商品