内容説明
小学校のプールに描かれたミッキーはなぜ消されたのか?父島には核兵器が封じられている?古今東西の密やかな噂を突き詰めて見えてくる奇妙な符号――世に蔓延る疑惑の真相を全十編解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ist
6
捏造された日本人差別、タイタニック号の生還者とミッキーマウスのタブーが特におもしろかった。YMO細野晴臣の祖父正文はタイタニック号から生還するも、英国人ビーズリーによってしぶとくも生き残ったと非難されるが、その汚名を最近返上した、という話があるのだが、どうもおかしい。極限状況での選択が武士道精神に反する?外野が何を言う権利があるのか?取材をするには一次情報にあたれ、という極当たり前のことをこの本では度々確認させられる。2014/08/01
刷子筆男
2
加筆修正の量が半端ではなく、単行本の時とは全く別の1冊と言っても過言ではない。安藤氏の著作をベースに(!)安直な「封印ネタコンビニ本」を粗製濫造するライター連を「お前ら、ここまで取材できるのか?」と軽くあしらうがごとき本物の力に、ゾクゾクする。 2011/10/09
amabiko
1
都市伝説や報道の検証本。元版の玉石混交解消のため、原稿を入れ替えたらしいが、依然として玉石混交。「玉」のうちの「捏造された日本人差別」は面白かった。細野晴臣の祖父正文はタイタニック号沈没からの唯一の日本人生還者。しかしこの生還を中傷する欧米人の証言があったという。そして近年になってからの正文の名誉回復…ところがメディアで報じられたこの「美談」も捏造だった?「歴史」や「伝説」がどうやって創出・捏造されるかを辿ることができて興味深い。2013/06/10
苔
1
真実は一つ、そんな訳はないと思う。百万人いれば百万通りの真実があって、その全てがその人にとっての事実で、「客観的事実」とは、その巨大な和集合からごくごくわずかな共通部分を抽出したものに過ぎない。そのことを忘れているジャーナリストは多いだろう。勿論情報を受け取る側の私たちもそうだ。しかしそれでも、ニュートラルな目線で、自分の足を動かし、事実と向き合う努力をする。この安藤健二という人はジャーナリズムの基本に忠実であろうとしている。ひぐらしの記事を書くためにひぐらし全編をプレイするというのには恐れ入った。2013/05/25
透
1
玉石混交で、ばらつきがあるなぁ。ハルヒ=角川春樹はちょっとね。タイタニックの話は一冊の本にして欲しかった。2012/12/15
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