純喫茶、あの味

著者名：難波里奈【著】

イースト・プレス（2016/10発売）

• ISBN：9784781614519

内容説明

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ナポリタン、バタートースト、クリームソーダ。昭和の博物館である純喫茶には、ノスタルジックなメニューたちが今もなお並んでいます。いつでも同じ味が食べられるチェーン店とは違い、個人経営のマスターが作る料理には、譲れないこだわりや、お客様への想いがたっぷりとこめられています。
しかし、後継者のいない純喫茶の多くは、時とともに閉店の道を辿ります。純喫茶のメニューとは、懐かしい思い出の味であり、いま、ここでしか味わえない貴重な一皿でもあるのです。
本書は、巡ったお店は全国1300軒以上の純喫茶ブロガー難波里奈さんが厳選した、「いま食べておきたい純喫茶の味」を全国57店掲載します。あなただけのとっておきの「あの味」を見つけてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

この本を読んでいると、ニヤニヤしてしまいますね。あぁ、これも食べたい。この喫茶店にも行きたいと子どものような気持ちになってワクワクした気持ちにさせられるんです。昔デパートにあったレストランに行くときと同じような気持ちなのかな。ホットケーキ、パフェ、ナポリタン、オムライス、カレーなどなど…。めくるめく純喫茶のあの味がここでは堪能できます。すべてのお店に行ってみたいのですが、ベスト3を挙げるとすれば…。珈琲専門店エースののりトースト、ショパンのアンプレス、喫茶YOUのオムライスが食べてみたいですね。

2016/09/23

[まるる]

最近は純喫茶ってあんまり行ってないなぁと手に取る。行ったことがある店も、行ってみたい店も載ってる。純喫茶ってカフェと違って時間がゆっくり流れてる気がする。きっとくつろいでいるんだろうな。純喫茶ならではの独特な空気感にひたりたくなる。

2016/10/12

[ナミのママ]

「純喫茶」、懐かしい響きです。レトロな表紙にひかれて手にしました。「サンドイッチ・トースト」「ナポリタン」「パフェ・フルーツサンド」などがタイトルの８章。トーストで５店、スパゲッティで６店、・・・食べ物と店舗の写真とともに気のきいた説明文。都内がメイン、京都・名古屋・大阪もちらほら。神保町、銀座はわかるものの、上野や浅草界隈も面白かったです。この本を見て、このメニューを食べるためだけに出かけてみたくなりました。絶やさないで欲しい、これも日本の「食文化」だと思える画像満載の一冊でした。

2016/09/25

[ぶんこ]

難波さんの「甘いもの」の方の本を読む予定が、貸し出されていてこちらしかなかったので読んでみました。純喫茶は1人では選ばないお店です。読書は自宅でないと落ち着かないし、喫茶店は時間潰しか、一緒の人に連れられてでしか入らないなと思い出しています。オーナーさんが熱い情熱で創り出された店内や食器、メニューを感じに行くのも有りかな。

2019/08/30

[る＊る＊る]

読書メーター始めて、読書好きがUP⤴︎あとは、読書するのに心地よい喫茶店を見つけ常連になれれば益々「読書好き」がUP✴︎私が求めている、常連になるべき喫茶店がここには沢山あった！…近所に欲しいのに〜★吉祥寺「くぐつ草」一番の気になる店♪

2016/09/02