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内容説明
戦闘的英語教育者として“話す英語”の教育に生涯を捧げた江本茂夫(1888?1966年)の一代記
本書は、戦闘的英語教育者として“話す英語”の教育に生涯を捧げた江本茂夫(1888?1966年)の一代記であり、その同時代史でもある。
江本の英語スピーカーとしての名声は 昭和十年代の日本で一世を風靡した。その語学力は、彼の天津軍司令部、横浜専門学校、函館俘虜収容所時代にも遺憾なく発揮されたが、戦後の公職追放令により英語教育界への復帰は絶たれた。しかし、私塾による前途有為な青年男女に英語教育を通して、日本人としての道を終生教え続けた。
英語教育のあり方にゆれる今の世に送る書。
【著者】
吉村和嘉
1927年札幌市生まれ。1945年札幌商業学校を卒業後、志願して海軍特別幹部練習生となり、武山海兵団入団。のち平塚、辻堂の海軍実戦部隊で教育中、敗戦となる。戦後、小樽経専及び一橋大学を卒業、1985年まで石川島播磨重工業に勤務。1998年11月、江本茂夫傳の執筆を開始、2008年12月これを完成す。