ポプラ新書<br> つながる仏教

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ポプラ新書
つながる仏教

  • ISBN:9784591151754

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内容説明

終活ブームが進む一方、家族形態や価値観の変化により、そのあり方を問われる仏教界。 本書は、テレビ「ぶっちゃけ寺」出演するなど、宗派を超えて活動する若手僧侶たちが登場、「人は死んだらどうなるのか」から「戒名の効果と値段設定」、あるいは仏教界の課題まで、知りたいテーマを徹底議論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

342
つまらないわけではないけど、4人のお坊さんが集まって「仏教とは何か」「日本人と仏教」「仏教の現状と将来」などを話し合い、いろいろな方向に飛んでいくので、具体的にどんな人が何を目的としてこの本を読むのか、よくわからない。そもそも対談は、当然ながら結論がどうなるかわからない状態で話が進んでいくわけで、生放送や講演会ならまだおもしろみがあるだろうが、一冊の本にまとめるからには、それなりに一本筋の通ったメッセージと明確な結論がまず最初になければならないのではないか……と。あんまり読む必要はない本。2016/10/19

ひめぴょん

7
熱い思いの溢れる4人の僧侶の対談企画を書籍にしたもの。修行の場でも時代に合わせた変化がいろいろあることも書かれていました。以下文中引用とミニ感想です。誰もが檀家にならなければならなかった江戸時代。キリスト教を禁止するための宗教統制政策のため。企業努力をしないお寺。檀家制度によって布教能力が失われてしまった。→何事も当たり前と思ってしまっていると、痛い目を見ることがあります。時代は移り変わります。価値観も宗教観も変わります。檀家とは別のお寺とのつながりが広まりつつある。→坐禅会、ヨガ、写経会、マルシェなど。2022/04/15

Haruka Fukuhara

5
仏教僧4人くらいの対談。軽い読み物。あまりつっこんだ話はないけど、仏教界のことがざっと一通りわかるようになっている感じの本。日本人はみんな仏教徒だみたいに書かれてて、ん?と思ったのと、世襲でなる人とそうじゃない人で結構意識や境遇に差があるらしいことがわかった。あとコンビニより寺の方が多いらしい。2017/03/16

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