掟上今日子の旅行記

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掟上今日子の旅行記

  • 著者名:西尾維新【著】/VOFAN【絵】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 講談社(2016/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062203760

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内容説明

眠るたび記憶がリセットされる名探偵・掟上今日子。それゆえに、一日で解決できる事件しか引き受けないはずの彼女がなぜか、パリに降り立った。彼女をフランスまで呼び寄せたのは「怪盗淑女」の予告状。大胆不敵にも、エッフェル塔を盗むと宣言したその犯行予告を阻止してほしいと、海を超えて今日子さんに依頼が届いたのだが――?隠館厄介も登場の、忘却探偵シリーズ最新作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

367
忘却探偵シリーズ第八弾、ここまで全作読んでいます。今回は掟上今日子と隠館厄介の長編集、一気読みです。本書は二人のパリの新婚旅行のような雰囲気ですが、あくまで仕事なので「旅行記」ではなく「海外出張」ではないでしょうか(笑)このシリーズ、ソロソロ飽きてきましたが、来春また第九弾「裏表紙」が出版されます。「旅行記ロンドン編」も可能性ありでしょうか?ただ、掟上今日子の謎は全く解明されない雰囲気です。何巻まで続けるつもりでしょうか?2016/12/28

へくとぱすかる

206
隠館くん篇。「220ページの短編」という読後感でした。海外に掟上さんを連れ出すというのは、確かに冒険。よくぞ徹夜が続けられたものだ。エッフェル塔を盗み出すという「事件」に対して、探偵or怪盗は、どんな策略で望むのか。チェスタートンか、それとも頭の体操なのか、というところだろう。シリーズ最大の謎に対して、今度こそのアプローチをしているようで、またもや続編のため、また次回をお楽しみに、といういつもの安心パターン。2019/12/29

だんじろー

154
まあこのシリーズはこのくらい緩くていいんだろうけど、せめてもう少し緊迫感が欲しいかなあ。最速探偵(+怪盗)という設定がほとんど活かされてないのが原因かも。事件そのものもスケールが小さいし、わざわざフランスくんだりまで出張する必然性が正直乏しい。犯人の目的も拍子抜け。これは次巻へのプロローグと捉えて、お茶ならぬ紅茶でも濁すとするか。2016/11/29

優希

101
表紙からしてファッショナブルでワクワクしますね。今回は今日子さんがパリへと旅立ちます。エッフェル塔を盗むという大荒業に挑むというのが凄いなと思わされました。忘却探偵ならぬ忘却怪盗になってしまう行もあるせいか、犯人と対決する緊迫感はなく、全体的にあっけらかんとした感じで物語が進んでいく印象です。ライトノベルなので、こういう展開もありですけどね。面白かったです。2017/10/11

aquamarine

81
冤罪の代償でフランス旅行にやってきた厄介君が空港で今日子さんと出会い…の海外パリ編。うーん。エッフェル塔を盗むという怪盗相手でスケールは大きく、一冊読んでいろいろ蘊蓄はありましたが全く残らず。こういうシリーズだといわれてしまえばそれまでですが、普段ミステリを読んでいるせいかシリーズの中でもこれは軽すぎて私には残念でした。このシリーズはさくさくっと一日で解決する短編のほうが好みです。いくらでも続けられるシリーズなので、そろそろ少しずつでも彼女の過去を見せてもらえたら嬉しいです。2017/03/10

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