内容説明
ベストセラー作家がみずから投稿原稿を批評・添削しながら、執筆の指導を行う実戦的創作入門書。
数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説講座第2巻。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、天才作家が創作の機微から具体的技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとり必読の書。
【著者】
中島梓
1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝21巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、400点を越える著作が刊行された。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちかもり
1
読んで面白い、という意味では稀有な「小説の書き方」入門。道場の門弟(投稿者)たちの成長の軌跡を追うことも出来て、読者を飽きさせません。何より本巻では「そもそもなぜ小説を書かねばならないのか」、「作家にとって小説を書くとはどういう意味があるのか」といった書く側の人間にとって最も重要な問題の本質が、実に明快に語られています。これを知らずに小説を書くことは出来ないでしょう。すべての作家志望者必読の書。2010/08/26
tsukamg
0
有段者のプロデビュー、長く続けている門弟の成長など、小説道場充実期の記録。作品が掲載されていないので、登場人物名を書かれてもわけがわからないが、小説はどのようにあるべきかという点にブレはない。1巻が小説論とすrば、2巻は小説観と言うべきか。2016/01/15
ぐだぐだ
0
2巻も熱かったぜ!投稿者のレベルが上がってきたせいか講評もこの辺からはもうテクニックがどうとかというよりも小説を書く心構えみたいなより高度で深い話になって面白い。講評からちらちらと見える門弟たちの個性もどんどん感じられてもう感情移入しまくりです。特に柏枝さんの成長っぷりはもう涙無しにはいられない…。たぶん私が思うよりずっと先生と門弟達の関係は濃密なものだったんだろうな。読みたいなと思ったのは吉野さくらさんの初めての夏。どんなけ傑作なんだよう。読ませて〜!!2014/06/14
のんべんこやけ
0
小説指南書としても刺さる指南が多い。そしてためになる。(1)より具体的で高度な話になっているのは、高段位の門弟が増えてきたからだろうか。門弟の方々が壁に当たったり突き抜けていく様を時に厳しく、時に優しくする中島先生にも愛を感じる。今のBL界を牽引する作家様方は栗原門下だったのは知りませんでしたー。2013/08/22
笠井康平
0
門下生たちがだんだん育っていく様子に、著者と一緒にわくわくしてしまう。2013/03/22




