内容説明
心理学者であり、多くの一流企業で、面接セミナーや人材教育セミナーを行ってきた著者。受講者を観察して気づいたのは、多くの人たちが「損するような」「失敗するような」「人の信頼を失うような」クセを持ち、自覚もないままに成功を遠ざけてしまっている「夢遊病者」のようだということ。
そう聞くと、なにやら恐ろしいような気になりますが、逆にいえば、自分の中に知らない間にプログラムされた「悪いクセ」に気づき、それを良い方向に変えさえすれば、無意識のうちに「得するような」「成功するような」「人の信頼を得られるような」人生に転換できるということです!
「話し方」「人とのつきあい方」「思考法」・・・・・・。本書では、人が陥りがちな36個のクセを紹介、そのままにしているとどんなデメリットがあるのか、どのようにクセを改めればいいのか、をアドバイス。大仰な努力なしに、幸せグセ、成功グセが身につく作りになっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
4
「改癖するには極端なぐらいやる必要がある」読みながら、そして読んだ後色々試すうち、この言葉の意味がよく分かりました。微調整では効かないですね。自身の話す様子を動画で撮影しました。もう癖だらけです。「えー」「あー」が多いし早口で声が小さく自己接触もある。接し方では「選択的抽出」の多さに気づいた。自身の癖を知る上で「ABC分析」がいかに有効か試すごとに分かってきた。著者は名著『恋愛依存症』の伊東明さん。サラッと読める本でしたが色んな項目を読み返していて興味が尽きない本です。2020/11/10
だいすけ
3
最近さぼっていて本を全く読んでいませんでした。久しぶりに読んだ本です。人生脚本とアッパーリミット、ダウナーリミットが参考になりました。2016/07/14
ふぇるけん
3
結構自分にも癖があることに気づき、ギクリとした。。。少しずつでも癖を矯正して、自分の行動をプラスに向けていきたい。2011/08/17
柳田裕一郎
2
(私に刺さった点) 私は年間、数百社の企業で社員研修を行っていますが、 その経験からわかるのは、伸びる人、できる人ほど、 欠点を指摘されるのを喜ぶということ。(P6) 適度に黙ることで、かえって相手の気を引き、話を 聞かせることができます。(P35) 大切なのは、自分がすでにそれを持っている状態をイメージ すること。 「今私は成功しています」「今、とても幸せです」 「今、とても満ち足りています」と宣言して初めて、宇宙は その人に満ち足りた状況を作り出してくれるのです。(P157) 人格、 性格2012/09/15
じーじょ
2
自分じゃ意識したこと無いけど書かれていることがいくつかあり、参考になった。2011/10/06