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内容説明
EU離脱問題の本質は、国家統合の是非を問うもの。統合を拒否したイギリスが衰退するのか、EUが分解するのか。これからヨーロッパで起こることは、世界経済の基本構造のあるべき姿を示すものだ。そして、英EU離脱が日本に与える影響は、円高である。円高が進む中、日本経済はどうなってしまうのかを多面的に分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
EUを離脱しても、全ての関係性が絶たれるわけではない。仮に報復としてそのようなことをすれば、困るのは英国よりも寧ろ実施した国となりかねない。正しい判断のためにはただ世間の言説に流されるのではなくて、誰がどのように利益を得ているのかをよく検討してみる必要がある。2016/12/24
Uz あなぐま
0
イギリスとEUの相互関係、金融、資本面での繋がりは参考になった。日本政府と日銀の政策に対し大変な危機感を持ってその誤りと危険性について指摘している(実質賃金を上げないと消費は増えない。経済の拡大もない。インフレにもならない。日銀の損失リスク=国民負担が増えている)。個人的にはマイナス金利政策や消費税の仕組みに限らず日本の法制はツギハギだらけで複雑過ぎる。携帯の契約プランと同じでわざとわかりにくくしているとしか思えない。2017/06/25
kaz
0
今のところ為替の見通しそのものは当たっているとは言えないが、イギリス経済の状況や日本企業の人件費の動向等、その視点は充分に勉強になる。 2017/02/19
MIRACLE
0
イギリスEU離脱の背景と、離脱が招く円高の可能性について、日本経済への影響と、現政権の経済・財政政策に対する評価を試みた本。結局のところ、経済低迷の元凶は、日本政府による旧態依然とした統制経済にある。例えば、安倍晋三の官製春闘は、企業の経済活動を萎縮させるだけだ(145頁)。経済の法則性に反する政策が無意味であることに、なぜ気づかないのか。理解に苦しむ。2017/01/15
Kenji Ogawa
0
痛烈なアベノミクス批判。イギリス優位でEU崩壊。2016/11/28
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