日本経済新聞出版<br> 第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

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日本経済新聞出版
第四次産業革命--ダボス会議が予測する未来

  • ISBN:9784532321116

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内容説明

第四次産業革命は人類の生活を根本から変える。ダボス会議創設者がグローバルエリートとの対話を通じて歴史的転換点の到来を予言!
・AI(人工知能)の能力が人間を超える日はいつ到来するか?
・自動運転車は車の未来をどう変えるか?
・3Dプリンターは、製造業を破壊するのか?
・拡張現実や人間とコンピューターの融合は、世界をどう変えるのか?
グローバルエリートが集うダボス会議で行われたディスカッションを基に、来たるべきメガトレンドを予測する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

90
世界のエリートが集い国際的な課題を話し合う世界経済フォーラム、ダボス会議の2016年度の重大テーマとして第四次産業革命が挙がった。新しい技術革命がもたらす未来を世界経済フォーラムの創設者が語る。◆既にその入口に来ていると思われる第四次産業革命。物理、デジタル、生物学の境界を曖昧にする技術の融合が、これまでの産業革命を遥かに凌ぐ速度と範囲でイノベーションをもたらす。◆各分野のメガトレンドだけでも、とんでもない技術革新であるのだが、これらの融合により、私たちの生活だけではなく、経済や社会の姿も大きく変える。2020/05/24

koji

13
第四次産業革命とは、遺伝子配列解析、ナノテク、再生エネ、量子コンピュータ等テクノロジーが融合し、物理的、デジタル、生物学的各領域で相互作用が生じて起きたもので、そね速度と範囲はこれまでの革命を遥かに凌駕します。これに向き合うには、状況把握、感情、意味と目的を継続的に求めること、健全な肉体が必要と著者は言います。ハリネズミよりキツネになって(アイザックバーリン)向き合っていきます。2017/09/21

kanaoka 56

9
第四次産業革命を牽引するグローバルリーダーとは一体誰なのか?それは、資本主義、個人主義に即し、自己啓発で成功した一握りの金持ちか?ビジネス環境に適したサイコパスか?そして彼らが人類の地平を切り開くのか? 一度生活に取り込まれたテクノロジーは、もう手放す事はできない。社会思想における保守主義と同じく、革新的なテクノロジーに対しては健全な警戒が必要である。生命倫理や社会基盤となる文化規範の核心に繋がるテクノロジーへ積極的に突き進む事は、培われた文化、人間の否定、幸福という名分の元になされる自殺行為ではないか。2019/09/26

わたなべ

6
あらゆるものが通信でき、PCが扱える情報量が爆発的に増加したことによる、第四次産業革命(ITのメガトレンド)について書かれた本。読むのが遅れたせいか、知らなかった技術はなかった。ITに疎い人は読んでも良いかも。個人的には、生産性パラドックス(技術革新は生産性向上につながっていない)は勉強になった。「第四次産業革命で要求される能力は、継続的適応と多様な状況下での新スキルとアプローチの習得と思われる(p66)。」とあった。LIFE SHIFTでも同じようなことが書かれていた気がする。これが大事なのはわかるよ。2019/02/02

帯長襷

4
再読のはずが、前回読んだ記録つけてなかったんだな…。急激に発達する技術に振り回されていないだろうか。その技術そのものでできることを考えていないだろうか。まずはその技術によって人々の生活がどう変わり、社会がどう変わるか想像してなら、その世界でできることを探すのだ。 自分のかかわる組織は、学習と変化ができる組織だろうか。2021/08/05

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