人物文庫<br> 吉田松陰〈上〉

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人物文庫
吉田松陰〈上〉

  • 著者名:童門冬二
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 学陽書房(2016/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784313751637

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内容説明

その出会いの、なにが人の心をゆさぶり、感動させるのか!「長門の僻地、山陰の西端に位置」する松下村塾から、幕末・維新をリードした多くの英傑たちが巣立っていった。魂の教育者松陰の、時代を超えた教育観と、無垢な人間信頼に裏打ちされたその思想と行動と、たぐいまれな純な人間像を描き出す。

目次

序 一誠は兆人を感ぜしめる
決 行
卑怯な心
善魔と悪魔
美しい師弟愛
別 れ
牢獄の太陽になる
獄内俳句の会結成
われ若者を惑わせり
句会から孟子を読む会へ
聖賢にも追従しない
儒教に対する態度
地域からの発信
おどろくべき読書と交友の範囲
獄中の恋愛
つよくやさしい女性を愛す

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙新潮部

44
この本を読み始めたきっかけはまさしく冒頭に書かれてました。「松下村塾は・・・1年3ヶ月でなぜあれほどたくさんの幕末維新の英傑が出たのだろうか?」に尽きます。知識を教えるのではなくその教育方針が芯となっています。わずか30年の人生とは言え、その人生の中で経験したものが教えに表れていました。2025/12/12

まっきー

4
想像していたのと違う感じ。松陰のこれといった活躍もないが下巻に期待。2024/12/08

yuu

4
先月、萩に行き興味を持ち読了。名前やよく見る格言から、お年寄りで悟りをひらいたよーな人と思い込んでて。笑 読んでみてびっくり。作者の主観が入ってるのかもしれないけど、松陰が実に謙虚で、純粋さと優しさを合わせ持つ心が綺麗な青年として描かれていた。何事にも興味を持ち実際に自分の足で調べ歩きまわった青年の行動力や覚悟は本当に尊敬する。 (下)はどこのBOOK・OFFにあるかなぁ…。ここから高杉晋作あたりも知っていきたい!何かいいのあるかな。2015/10/18

3
「吉田松陰における他人との出会い」がテーマの作品である。2014/05/03

てんちゃん

2
道を明らかにして功を計らず、義を正して利を計らず。なんだろう、この壮大さ。2015/07/18

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