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内容説明
「勝った、勝った、勝ったぞ!」と叫び突撃していく剛強北条軍団「五色備え」“黄”の軍団・北条綱成は、北条家三代目当主にして、互いに切磋琢磨して育った義兄弟・北条氏康と共に七万の敵に挑んだ「河越夜戦」等の関東の激戦を制していく…。「地黄八幡」の旗をはためかせ、北条早雲の夢のため、そして己を認めた北条家の栄光ために闘いの生涯を捧げた漢の生き様。
目次
第1章 ゆき暮れて
第2章 一期一会
第3章 果たすべき夢
第4章 必勝の出陣
第5章 花、散りて咲く
第6章 五色備え
第7章 新たなる誓い
第8章 河越夜戦
第9章 三国同盟
第10章 盟約くずし
第11章 勇断のとき
〈後日譚〉 『小田原開城』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
12
北条一門きっての勇将・北条綱成の生涯と、北条氏を筆頭に同時代の関東と甲駿の情勢を俯瞰できる歴史小説。城の縄張りや地形を想起して合戦シーンを読むのが楽しい。数奇な運命を受け入れて、勇敢で模範的な北条家の青年将校として成長し、乱世を生きる綱成公の姿は胸に爽やか。戦国展にて深沢城攻めで武田方・真田信尹の手に渡り今日に伝わる地黄八幡の旗を見たが、小説での躍動を思い描けばまた感慨深い。敵味方の違いはあれど相手の遺留物を毀損せず敬意をもって扱う高潔さは、往時日本の凄絶だった侍文化の、それゆえの高い精神性の発露だろう。2017/02/05
Kotaro Takakura
0
梅の話がすごくよかったです。
BIN
0
従来の福島正成の息子の北条綱成の話。北条氏康とほぼ一緒に書かれているが、最大の見せ場とも言える川越夜戦がちょっとあっけない感じがする。弟の綱房が思っていたより登場したのはよかった。2011/10/19
一城別郭
0
北条家三代、北条氏康の義兄弟、北条綱成の話。地黄八幡の旗をはためかせ、[勝った、勝ったぞ!]と叫びながら突撃して行く猛将。前に読んだ[城は踊る]の中に綱成の名前がチラッと出て来ました。綱成と言えば、玉縄城、川越城が有名だと思っていたけど、深沢城で兵糧攻めにあっていたとは知りませんつでした。勉強不足です。この本、綱成の幼少期はよく書かれているが、後半ははしょり過ぎ。でも歴史好きな関東人にはぜひ読んでもらいたい。同人物でPHP文庫からも出ています。2010/04/09
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