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内容説明
銭屋五兵衛の北方交易に発した小さな流れはやがて、阿部正弘、川路聖謨、勝麟太郎、坂本龍馬らを先頭とした国際化への大きな流れとなっていく……。幕末の激動期にさきがけて「海の街道」を歩んだ男たちの軌跡を通して、真の“国際道”とは何かを問う本格的長編!
目次
勝麟太郎
攘夷論者の坂本龍馬
有道の国と無道の国
友愛の灯
対露交渉と対米交渉
海防掛大久保の悩み
市中の山居
弁吉に殺到する大名家
椿の港
“道”の実現
経世済民
大野丸
時代の嵐
あとがき
解 説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiyu
4
大野弁吉を中心として激しさを増すなかで、必死の思いで自らを貫こうとする者達。本書で示された人のつながりは紐帯を高めることの意義も強く感じさせるものでもあった。2023/02/11
あまね
4
面白かったですー!歴史のうねりの中なので、ちょっと出てくる人たちでも勝海舟、坂本龍馬、千葉重太郎、横井小楠‥等々、華やか極まりないです。そして、上巻もそうでしたが、やっぱり海風のような気持ち良さを感じながら、読み進めることができます。これは、オススメだなぁ。2015/11/18
ひろちゃん
0
B+2008/12/19