内容説明
若侍・誠之助が影の目付・宗八郎のもとに身を隠した。旗本五千石で家督相続争いが巻き起こったため、跡継ぎとして命を狙われているのだ。幕府に出入りする金に汚い奥坊主が裏で策略を練っていた。剣豪の牢人と鉄砲で武装する強敵の襲撃に逢い、宗八郎たちは絶体絶命の危機に! 首謀者は誰だ? 〈文庫書き下ろし)
目次
第一章 若侍
第二章 挟み撃ち
第三章 囮
第四章 逆襲
第五章 狙撃
第六章 雷返し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
98
駆込み宿 影始末[のっとり奥坊主]4巻。今回は家督相続の争いで駆込み宿に身を隠した跡継ぎ誠之介を、駆込み宿に居候する影の目付宗八郎を中心に神谷、平次、作久が裏で糸引く奥坊主を始末する、安心して読めるので良いですね。霞さんもっと表に出て活躍して欲しいですね。 2016/11/21
ぶんぶん
15
【図書館】シリーズも4巻目、ますます安定して来た。 さて、今回は旗本の世継ぎと幕閣入りを企む旗本と策略をめぐらす奥坊主に天誅を下す宗八郎の活躍を描く。 徐々に仲間の生き様も判り、隠居生活の世界観も面白くなった。 今回の目玉は凄腕の剣豪と鉄砲の登場に総一郎が絶体絶命の危機に。 しかし、お庭番「霞」の出現が総一郎を救う、危機になると霞の登場を期待してしまう。 もうそろそろ、お仲間入りしても良いのでは? もうちょっと続けてみたいと思います。2020/01/28
Tatsuhito Matsuzaki
12
2021年 読み納めの一冊は、鳥羽亮氏の書き下ろし時代小説。 旗本五千石の家督争いの裏で暗躍する奥坊主らの企てを影目付 塚原宗八郎の剣が断ち切る。 これでスッキリ年を越せそうです。2021/12/31
Masayoshi Arakawa
1
20171015 108 きのう学校の同級会に出席。45年ぶりに会う人も。話をしてるともう45年前だ❗みんな元気で❗2017/10/13
犀門
0
#203★★★☆☆2016/11/09