幻冬舎文庫<br> テンペスタ 最後の七日間

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幻冬舎文庫
テンペスタ 最後の七日間

  • 著者名:深水黎一郎【著】
  • 価格 ¥763(本体¥694)
  • 幻冬舎(2016/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344425361

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内容説明

東京で美術の非常勤講師を務める賢一は、田舎に住む弟の依頼で一人娘を一週間預かることに。
駅で待っていたのは、小学四年生の美少女・ミドリ。毒舌全開、自由奔放なミドリに圧倒されながらも刺激を受ける賢一。
徐々に距離を縮める二人に、刻々と予想外の出来事が忍びより――。
二人の掛け合いと怒濤の展開に目が離せない一気読みミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shizuka

49
9才の姪っ子ミドリの語彙力、変幻自在に人格を変えおじさん賢一をたじたじにする様は驚きを通り越して、やりすぎじゃないのと思ってしまった。ミドリの頭の回転が早いから、会話のテンポも良く中だるみせず読ませてくれたのには感謝。娯楽作品としては上々。ラストはちょっとお涙頂戴。ミドリ、賢一はいいコンビなのでなんだかんだ上手くやっていくだろう。もし続きの話があるなら、是非ともミドリとおねえ日出夫のやりとりを見てみたい。賢一よりもテンポがいい会話が期待できそう。ミドリよ、もっと大人を煙に巻きながら麗しき乙女になるのだよ。2018/03/31

りょうこ

32
スラスラ読めたのであっという間に読了!最後にまさかの展開でしたが、今後の二人に幸あれ!面白かったので、続編なんて出たら嬉しいです!2016/10/15

rosetta

26
35歳独身、美学の非常勤講師と翻訳で独り身を養うしがない主人公賢一は夏休みの1週間、弟の九歳の娘を預かる事に。見かけは正統派の美少女なのだが口を開くと悪口雑言屁理屈耳年増、いい大人の賢一はタジタジ。しかし彼女の振りかざす屁理屈に大人が無くした正義感を、新鮮な言葉遣いに社会の道具としてだけでない詩の様な表現を矯める事を躊躇するなんかはさすが美学の徒である。咄嗟の機転で連続する少女誘拐事件も解決し無事に両親の元に帰す日が来たと思ったら… 大きな傷がドタバタで終わる幻冬舎クオリティが残念。2021/01/28

マッちゃま

25
うわあ〜これで終わり?…な終わり方でした。いや、納得出来ない訳じゃない。続きが読みたい、次作はまだか?的な気持ちで読了しました。これで終わっちゃ勿体無い位にミドリと賢一の掛け合いが面白い。副題にある「最後の七日間」の意味を考えながら読み進む。誰かが、または何かが終わる、変わる、死ぬ?確かに終わり、変わり、死んだワケだけど、物語の終わりじゃ〜ないよね?どう続くのかなんて知らないけれど、また二人のテンペスタな日常が読みたいと強く思います。賢一は大変だろうけどね(笑)2017/10/23

coco夏ko10角

24
賢一は小学四年生の姪・ミドリを一週間預かることに。そのドタバタや美術に関する会話が楽しい。最終日以降の展開にはびっくり。2018/01/31

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