ロマンティックあげない

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ロマンティックあげない

  • 著者名:松田青子【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 新潮社(2016/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103500117

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内容説明

海外ドラマ、ファッション、舞台、映画――。海外芸能ウォッチャーの新鋭作家が没入する世界を紹介しつつ、作品の中で、あるいは彼女の身の回りで起こる、あえて誰も口にしない違和感に全力でツッこみます。テイラー・スウィフトにハマり、文房具の沼に溺れ、フィギュアスケートの実況に絶句……共感度満点のクセになる49篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

205
お気に入りの松田青子さんのエッセイ!やっぱり着眼点が面白い♪松田青子さんの作品を読むのは6作目!めっちゃ共感してしまう♡YouTubeの最初に強制的に見せられるCMに絶望したり(笑)岩館真理子さんの漫画の女の子の服に憧れたり、テイラー・スウィフト好きだったりetc…。青子さんフィギュアスケートも大好きで羽生くんのコーチのオーサーさんが羽生くんのプーさん(ティッシュカバー)といつも一緒とのことで画像検索したら本当に可愛くてキュン♡映画館で隣になった人と語り合いたくなるのもわかる!青子さんとお友達になりたい♡2018/03/30

風眠

94
松田青子さんの小説を読んでいて、この独特な面白さ好きだなー、ツボだなー、といつも思うけれど、エッセイもやっぱり独特な面白さだった。フェミもテイラーも、正直そんなに興味があるわけではないのだけれど、ツッコミたいというか、何ていうか、ひっかかるところが、私と似てるんだな。好きになったが最後、とことん追いかける、集める、語る、とにかく語る、というところにも同じ匂いを感じる。読みながらこんなにも共感した作家さんは初めてかもしれない。年が近いという事もあり、ティモテとかね、岩館真理子とかね、ついていけるよその話題。2018/12/17

Shimaneko

52
これ面白いよー。エッセイだと小説に輪をかけて、岸本佐知子や津村記久子に近い匂いがぷんぷん。加えて、軽口の裏に潜む毒針が至極まっとうで痛快。軽く一回り以上世代が違う若い著者に、好きな映画や音楽の傾向も含め、ここまで親近感を覚えるのは、けっこうレアな体験かも。ますます興味が湧いてきたので、既刊本を漁ってみようっと。2017/02/23

くさてる

51
このひとのエッセイはとても軽やかなのに浮ついてないし、読んでいて気持ちいい。なんかいいなあ、と思うのです。ところどころで感じられる現代女性としてのいら立ちもしごくまっとうなものだし、自分にも身に覚えのあるもので、共感した。「コスメの刹那」「それぞれの好きなように」「だって彼女は思春期だから」「『こころのこもった』はたちが悪い」などがとくに好きだが、とりわけ「エクスキューズなしで」の最後の言いきりには笑って、ちょっと泣けてしまった。ほんと、どんどん素晴らしい作品に出会っていきたいものですな!2016/12/17

亜希

50
松田さんの好きな海外ドラマ、海外セレブ、ファッション、映画、食事などについて書かれた49編。松田さんの小説は好きでもエッセイは当たり外れが大きいのでどうだろう、と思いながら手にしましたが、読んで良かったです。面白かった。興味の薄い海外セレブのゴシックや洋画の感想も、松田さんが書くととても楽しそうに見える。わかる!と共感できる意見も多数あり。特に面白かったのは「オーサーとプーさん」。思わず画像を調べてしまいました。装画も好みです。2016/06/10

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