集英社学芸単行本<br> 1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

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集英社学芸単行本
1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

  • 著者名:柳澤健【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 集英社(2016/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784087816105

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内容説明

ユーミン、八月の濡れた砂、タモリ、野田秀樹――。あの音楽も、映画も、才能も、この人が見つけた! 伝説の深夜ラジオパーソナリティ・林美雄と70年代の実相に迫る、青春ノンフィクション。「本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけない。自分でいいと思ったものを信じて、それを追いかけるんだ。」

目次

I 夜明け前に見る夢(ミドリブタニュース
パ聴連)
II 「林パック」誕生(同期は久米宏
TBSと深夜放送

ラジオ・パーソナリティ)
III 深夜の王国(八月の濡れた砂
ユーミンとセリ
やけ酒
歌う銀幕スター夢の狂宴
邦画再興)
IV 夏もおしまい(荻窪大学
あの日にかえりたい
サヨナラの鐘
サブカルチャーの水先案内人
お月様)
あとがき
主要参考文献・資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

62
パックインじゃなくてオールナイトの世代というかビートたけしが完全ずっぱまりなんで、いまいち時代があってないんですが、というか初めて聞いたのは鶴光の土曜オールナイトでやたらやらしいということで、あれはあほな中学生だったなと、あへあへとか言ってなかったけ。エポのテーマ曲だけ覚えてるんだけどな、ラジオのダイヤルあわせばとかなんとかいうやつ。やっぱり個人のノンフィクションて故人だと最後盛り上がるなと。泣けました。2016/09/07

へくとぱすかる

42
なぜ林美雄か? いつも2番手を行くような印象を与えながらも、サブカルチャーの世界に、若者の心に最大級の影響を与えていった、伝説のアナウンサー。TBSの局アナという立場から完全に跳躍した活動は、しかしその時代だからこそ可能だったのだろう。若者たちが、決して変えられない力に対して、それでも何かできることがあるはずだと、信じて行動できた時代。林パックに出演した人たちのエピソードとともに読むと、まさに70年代にタイムスリップできる! 林のお別れ会に歌われた、ユーミンの「旅立つ秋」の詩が、胸にぐっとくる。2017/03/31

fwhd8325

33
著書から伝わってくる熱気は、嫉妬も覚える。ラジオは、様々な意味で学ぶ場所だった。林さんの死は、早すぎたとも、やり尽くしたとも言えるのかもしれない。ここ数年、学びの場所で活躍されてきた方々が、一線を退き、鬼籍に入られたりと、時代とは言え、寂しさを感じる。著書で林さんは語っています「本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけない。自分がいいと思ったものを信じて、それを追いかけるんだ」と。あの頃、大人たちは、枠にはめるのではなく、感性を信じるように導いてくれたのだと思う。2016/07/03

ばんだねいっぺい

29
装丁のこの顔のこの人の評伝。夏にもクリスマスがあってもということでサマークリスマス。そういう楽しいセンスの人。ラジオに特定の思い入れがある人にとっては、いろいろと心の動く一品。2016/05/28

kokada_jnet

24
林美雄も「パックインミュージック」もまったく知らなかった。まさにサブカルチャー史のミッシング・リンク。2017/09/24

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