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内容説明
僕のクラスに今まで見たこともないほど若い新任の先生がやってきた。南のほうから来た先生は雪が珍しいと言い、夏は涼しいと喜んでいた。そんな先生が僕に「かわいいね」と言ってきたことで僕の胸はざわめいて……? 繊細な少年の淡い恋心を描くセンシティブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PSV
33
切なすぎる…。名前のくだりはホント、泣きそうになった。この作品は、文芸レベルで素晴らしいと思う。淡い絵柄も凄く合ってるし。なんか、切なすぎる。キュンキュンしちゃうぜ☆ ★★★★☆2013/04/06
どんぶり
31
透明で澄んだ空気感が絵を通して伝わってくる作品です。平尾アウリさんの絵は独特で綺麗なんですよね~。小5の時に担任になった、新任の相澤まなつ先生と生徒の田中大樹くん(僕)のお話。先生に言われた「かわいい」という言葉が頭を離れず、自分は可愛く有るべきという固定概念に縛られる大樹。こっそり女装をしては先生に見てもらい「かわいい」と言われ、特別扱いをされる優越感、特別感を味わう姿が純粋な少年だなと感じました。成長して変わる自分の姿に嫌気までさす有様。もうちょっと長く丁寧に読みたかったです。読み切りも良かったです。2014/06/07
たかはし
8
登録漏れで再読。ギリギリまで選べず「あづさゆみ」と共に2013年マイベストコミック。まず男の娘至上主義の私がこの作品にハマらないわけがないだろう!というところから始まるのだが、それを抜きにしても心に訴えかけてくるものがある良作。淡い初恋、報われることのなかった初恋。先生に恋をし「かわいい」と言われることが喜びで女装や自分を可愛く見せることに執着する大輝。しかし成長期である少年の身体は日々男へと成長する。いつまでも可愛い自分ではいられない現実に焦燥し落胆する姿はなんとも儚く美しいのか。再読回数が異常。2014/04/10
なぎ
7
切ない。子供心に大人から受ける影響って大きいというとこをじんわり思い出した。こんなふうに大好きな存在だった人が遠くなっていくのは当たり前のことだけどやはり淋しい。本編では忘れられていくことを目の当たりにしたシーンが一番切なかった。うまく書けないけどいろんな思いが交差する不思議なお話でした。2013/03/30
みきこ
6
平尾アウリさんの描く女の子って本当かわいい 今回は男の子だったけど、これもまたよかった 背高くてモテそうだし、先生のことふっきれた後の続編も読んでみたいなーと思った2013/03/24
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