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内容説明
広島県三次市に伝わる実録怪談、「稲生物怪録」を主題にとり、水木しげる長年の妖怪研究の成果を発表した「木槌の誘い」。水木、荒俣コンビの活躍も見所のひとつ。『ビックゴールド』連載作品。「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
実録怪談『稲生物怪録』のコミカライズのはずが、主人公・平太郎が見る夢の中に水木しげるが登場したかと思えば、守護霊という形で歴史上の人物を現代に登場させるという奔放さ。水木の想像力が作品に自由を呼び込み、やがて、妖怪や霊の存在を水木流に解説する研究書のような内容になっていく。このアクロバティックな展開が、なんとも愉快で痛快だ。2014/08/21
可兒
3
稲生物怪録の謎を追って水木先生と荒俣先生が冒険する、と筋だけ書けばよくある学者先生もののオハナシだが、そんな浅いもんじゃなかった。霊と故人と現代人が漫談を繰り広げ、結局全員縄文人たちの一見よくわからん理論でボロクソにのされる。漫画ってすごいと久々に心から思ったが、傍白曰く「実話」。いやはやなんとも2014/09/08
大臣ぐサン
1
水木しげる版『稲生物怪録』。原作は読んだことないが、怪談好きの間では結構有名な話。アリャマタコリャマタが登場し始めたこの頃の作品はちょっと逝っちゃっている。2014/08/12
amabiko
0
第8話以降が難解。再読かな。2024/05/11




