- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
「神秘家列伝」で多くの神秘家たちを描いてきた水木しげるが、最後に描く神秘家は自分自身! 神秘的な出来事に焦点をあてた、ユニークな切り口で描く自伝漫画を完全収録。「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
これまで何度も自伝を描いている水木しげるだが、本作が一番おもしろい。幼少の頃にのんのんばあと出会ったことから妖怪博士となり、幼なじみの松っちゃんとの出会いで神秘主義者となった水木は結果、その波乱万丈の人生の中で、多くの妖怪や精霊、ときには貧乏神とも遭遇することになる。しかし、水木のそばには、神秘体験と同じ数だけの、死という現実があった。身内の死から、間引きされる赤ん坊、身投げする女郎、ラバウルでの戦友の死などがそうだ。(つづく)2014/08/12
∃.狂茶党
13
『神秘家列伝』の後を受けた自伝と、人気が出た頃の短い自伝。 初披露エピソードが多く、いくつかある自伝でも、まだ語られない話が結構残っていそう。 水木と死の関係、そして祭りと音楽への水木の思い。 ようやく形になった、水木が収集した博物たちは、しかるべきところに、収められたんだろうか。2023/03/26
荒川ながれ
4
2008/4/30 角川書店 1,500円 画像と表紙が違う。近くの図書館で読む。今までの作品の継ぎはぎのような作品。初心者にいいだろうと思う。水木しげるは1922年生まれ(大正11年)この世代が一番苦労したと思う。2023/01/09
甘鯛
0
読了。2024/04/07
CH3COOH
0
とても読みやすく面白かった。おじいちゃんの昔話を聞いているようで、どのエピソードも興味深かった。水木先生は大正生まれなので、時代を感じる話が多かったが、その中で妖怪がそこかしこに現れる。水木先生の人生は、妖怪と共にあったんだなぁ。2022/09/09