内容説明
この国が戦国で、この世が乱世であった頃――。
不穏な気配ただよう歴史の暗がりで、静かに命の火花を散らす者達がいた。その名も、真庭忍軍。“しのび”である彼らが、この時代を生き抜くために選ぶ新たな道とは!?
無欲の無頼派――真庭蝙蝠。
慈愛の夢想家――真庭喰鮫。
不屈の求道人――真庭蝶々。
異端の実力者――真庭白鷺。
人外にして埒外の異能集団・真庭忍軍の伝説はここから始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nanasi
30
読了。記録忘れ。2014/09/01
わたー
16
感想埋め。刀語本編では世紀のかませ一派としてその名を轟かせた真庭忍軍。これはその初代頭領たちを描いた物語である。本編と負けず劣らずの奇人変人のオンパレードで面白かった。今日に至るまで残りの2冊はいっこうに刊行されないが、そろそろ出してくれてもいいんですよ。
END
16
いきなりミステリー!?しかも、密室殺人事件!!まあ、解けるはずもない事件だけど。そもそも、戦国時代に密室なんて言葉があるかどうかも微妙な訳で……。白鷺の話が一番維新らしい気がするが、喰鮫の話の方が好きかな。屁理屈こねくり回して敵味方構わず惨殺ってのも維新らしい気がする。2014/03/28
夢道場
15
真庭忍軍好きなんだけどな、初代残り八人の物語読める日は来るんだろうか。
はるき
14
スピンオフでこそ生きるキャラっているんだよな。本編では雑な扱いだったけど、今回はがっつり過去まで遡って物語る。まず、「何代目~」というフレーズが好きだ。2015/05/14