内容説明
日本の近現代史ほど、左右のイデオロギーで意見が分かれる時代はない――。それゆえに21世紀を生きる私たちも、「日本は良い国? ダメな国?」という“根本的な問い”に自信を持って答えられずにいる。こういう時にこそ、現代に直結する正しい歴史の流れを理解することが何より重要なのだ。本書は、古今東西の歴史に通じる著者が、保守でも自虐でもない「中道リベラル」の史観から、幕末動乱や明治の近代化、太平洋戦争、戦後レジームなど、評価が真っ二つに割れがちな歴史論争に“最終解答”を示す。「幕府はペリー艦隊と戦えなかったのか?」「朝鮮半島は日本の“植民地”だったのか?」「真珠湾攻撃の犯人はルーズベルトか?」「憲法第9条が戦後の平和をもたらしたのか?」「日米同盟と中国の時代をこう理解すべき」など、“賛否両論”“議論百出”の50のテーマに大胆な決着! 誇らしい未来に続く“日本の指針”がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
7
人間とはワガママなもので、自信なさげに語られたりごまかそうとしていると感じると、その人や主張を信じ切れない反面、自信たっぷりに断言されると「ホントに?」と疑ってかかってしまう(苦笑)本書はまさにその典型、“結論”と言われてしまい、解明されたと見なせないんだよなあ。ただ、根拠(史料)が不明にも関わらず正史扱いされている所に関しては、思い込みを捨てなきゃいけないという観点は心しなきゃいけない。それにしても、明治以降の日本、しっかりとした史料残ってると思いきや、案外掘り下げられていないんだな、一番の驚きかも。2016/10/21
入江・ろばーと
0
旧幕側を悪し様に言ってるのが気になって仕方ない。2017/08/09
Manabu Matsuo
0
記紀が大切、アタリマエを分からせてくれた。2017/03/07
Ryoichi Ito
0
異論・俗論を次々となぎ倒す。面白い。例えば,「鳩山家というのは近代日本の政治においてまことに疫病神だと思います」として,初代の和夫,2代目一郎,3代目威一郎,4代目由紀夫の「悪事」を糾弾する。特に,2代目一郎は「憲政の常道」を破壊した元凶だという。2017/01/12
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