河出文庫<br> 漱石入門

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河出文庫
漱石入門

  • 著者名:石原千秋【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 河出書房新社(2016/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309414775

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内容説明

6つの重要テーマ(次男坊、長男、主婦、自我、神経衰弱、セクシュアリティー)から、漱石文学の豊潤な読みへと読者をいざなう。漱石をこれから読む人にも、かなり読み込んでいる人にも。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わんにゃん

3
漱石入門というより、漱石研究入門と言った感じかな?漱石知らん人でもいけるとは書いてあるし、確かにそうかもしれないけれど、でも「こころ」と「夢十夜」しか読んだことがなかった私には難しかったです!ちゃんと勉強し直してから再度挑戦します!でも新たな?が浮かんだのは大きな収穫だったなあ。2020/06/23

スミレ雲

3
漱石の本、読みたくなった。家族、家庭、家督、家制度、自我と非我、いろいろ面白い概念。見立てるとはこういうことか、解釈するとはということを考えた。読み返したくなる本の一つ。2016/09/19

hryk

0
漱石作品を当時の家制度と自我や性規範などへの意識の二つの側面から読み解く本。前者に相当する第1部が面白かった。2017/07/20

もぎもぎ

0
石原千秋は大学のゼミの担当教授のお師匠さまなので読まねば!と思い、拝読。「家」から考える各作品の登場人物の解説、共通性などとても興味深かった。『門』『行人』『明暗』など未読作品も読まなきゃと思った。同時代作品にも解釈として使える読み方が盛りだくさんで勉強になった。2016/11/22

0
もう、これ一冊読んだだけで、漱石の全作品を読んだ気になれるんじゃないですかね?(笑) 少々ぶっ飛んだ解釈もあるけど、それもまた楽しい2016/10/21

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