内容説明
個人にせよ、企業にせよ、目に見える結果を出すことが、現代社会では強く要求されている。それも、ダイレクトかつスピーディーでなくてはならない。つまり、時代はビジネスに「即時性」「即効性」を求めている。 時間の活用法、自己啓発、仕事術など、巷に溢れるビジネスノウハウにしても、そのほとんどがこの2つのキーワードを満たすために提案されているといっても過言ではない。それほどに「解決策」が必要とされているのである。 筆者はそれを、薬品や栄養素に求めてみた。会計士が会計知識を、弁護士が法律知識を生かして、ビジネスノウハウを提案するのと同様に、薬剤師である筆者は「薬学・漢方」の専門知識を駆使することで、新たなビジネスノウハウを提示できると考えたのである。それが本書のテーマとした「ドーピング」だ。 ドーピングという言葉は、違法行為のような印象が強い。が、偏見のない解釈を施せば「薬物などを用いて能力の向上をはかる」ということになる。 スポーツでは禁じられている行為であるから、オリンピックが開催されるたびに話題に上るのはやむをえない。だが、ビジネスでは、禁止されているわけではない。風邪薬や止瀉薬が、風邪や下痢の症状を短時間で改善するのと同様に、さまざまな薬や栄養素で仕事の能力を改善することができるのである。「即時性」「即効性」のキーワードを満たすという意味では、これほど現代にうってつけの方法はないといえるだろう。
目次
使用上の注意
【第1章】自分力アップ
重要な決断には「イチョウ葉エキス」
仕事のペースを上げる「牛レバー」
パソコン仕事には「カレー」
パソコンに疲れたら「ブルーベリージュース」
資料を読む前に「石菖蒲(せきしょうぶ)」
ブレストのときには「2時間前に食事」
眠気に襲われたら「陀羅尼助(だらにすけ)」
力仕事をするなら「和三盆と葛根湯」
残業に効くゼリー飲料は「ウイダーinゼリー」
仕事の追い込みには「マグロ刺身定食」
徹夜仕事には「ミックスナッツ」
朝イチ会議の前夜には「納豆+カラシ・ネギ」
やる気が出ないときには「タケノコご飯(鶏肉抜き)」
寝起きの頭に「ホットココア」
朝の目覚めに強くなる「青汁」
過労に効くビタミン剤は「アリナミンEX」
たまの休みには「沖縄でソーキ」
<コラム>自分力を発揮する心得
【第2章】上司力・部下力アップ
上司に報告する前に「酢卵+卵黄油」
上司からの呼出には「バナナ・オレ」
上司に叱られた日は「カツオのたたき」
上司を味方につけるには「バラ精油カプセル」
部下に注意する前に「真珠の粉末」
部下への差入れは「生チョコレート」
会議で結果を出すには「緑茶」
同僚と仲良くなるために「スッポン鍋」
<コラム>上司力・部下力を発揮する心得
【第3章】顧客攻略力アップ
外まわりに疲れたら「コーラ(レモンの輪切り入り)」
午後イチ商談のために「あんまん」
重要な交渉の前には「鹿の角」
プレゼンの前には「レモンバーム」
おわびの手土産は「虎屋の羊羹」
接待が続くときには「ウコン茶」
接待に使うなら「うなぎ屋」
<コラム>顧客攻略力を発揮する心得
【第4章】健康力アップ
肩こりには「タマネギのピクルス」
ドライアイには「ナチュラルチーズ」
頭痛には「ペパーミント茶」
下痢には「梅肉エキス」
風邪には「エキナセア」
便秘には「黒ゴマペースト」
痔には「蓮の茎」
腰痛には「黒豆」
花粉症には「うずら+こんにゃく」
二日酔いの朝には「大正漢方胃腸薬<内服液>」
めまいを感じたら「豚レバー」
【第5章】遊び力アップ
二日酔い防止には「グレープフルーツサワー」
カラオケでは「オロナミンCカクテル」
徹夜の遊びには「葛根湯」
ぐっすりと眠るために「ヴァレリアン」
男性力アップには「オート麦」
女性をその気にさせる「ペルーの薬草」
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