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内容説明
「質問」には人を動かす「力」がある!
・質問するだけで、子供が急に勉強をするようになる
・心理学を応用した、人に好かれる質問の仕方
・強力すぎて、裁判では禁じられている誘導質問
・「小さなイエス」で相手を縛る、質問金縛りの術
・「仮にクエスチョン」で本音を引き出す
・質問で、自分の人生を思い通りに変えられる……
気鋭の弁護士が教える究極の質問術!
「いい質問」は、一瞬で相手の心を掴み、人を動かします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
294
まあまあ。カーネギーの『人を動かす』をベースにしつつ、退陣コミュニケーション本をすべて「質問」という形に落とし込んでまとめた一冊。つまり、内容そのものにはあまり目新しさがないが、根底を貫く「質問」によって内容のブレがないので、分かりやすく読み進めていける。とはいえ、コミュニケーションに関する本をそれなりに呼んでいる人にとっては新しい発見はないかもしれない。また、この本自体も2009年に発売された本の焼き直しなので、完全に企画とタイトル勝ちな感じ。2017/03/04
雪風のねこ@(=´ω`=)
119
身分の高低に関わらず、相手の心理を利用し呼び水をするように行動に繋げる。弁護士だけあって数々の人と話をし、弁論に打ち勝ってきた著者らしい考察である。惜しみなく自己の失敗談を交えているので親しみも湧く。またソクラテス裁判を持ち出し、弁論に勝つのでないという事を改めて戒めている。勝つという事は恨みを生む。そうではなく人を上手く動かし、自分もコントロールし、より良い人間関係を築く為の手法なのである。2017/03/01
けんとまん1007
67
以前から考えて、少しは実践・・・。それと、集まりの場で、時々、伝えていることでもある。文末の言い方を変えるだけで、受け取り方が随分変わりうるということ。それを発展させると、こうなるんだなあ~と。アサーテイブということにもつながる。ただ、それらの大前提が、いくつかあるので、そこもポイント。2018/08/26
コージー
59
★★★☆☆質問には、「①思考」「②答え」の2つの強制的な機能がある。この機能を用いた、相手をその気にさせたり、自分をコントロールするための質問術。著者は弁護士で、おもに裁判や営業などで使うレトリックが紹介される。特に自問自答は絶大な力を発揮することは、私も身をもって経験しているため、あらゆる場面で質問力は磨きをかけたい。【印象的な言葉】①「なぜ」は質問された人が苦痛を感じるため、「何」「どのように」に置き換える。②相手をその気にさせるには、まず感情を動かす質問をし、その後で理性を動かす質問をする。 2018/07/22
おいしゃん
54
久しぶりに、値段相応の、実のある自己啓発本だった。「強力すぎて裁判で禁じられている質問方法とは」という中吊り広告に釣られて手に取ったが、それ以外も参考になる部分多々。2016/12/04