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内容説明
里山を守り、おもてなしを尽くす。
かつて大バッシングを受けた産廃会社が、地域に愛され、
世界が注目するリサイクル会社に生まれ変わった――
崖っぷちからの“逆転”企業再生を果たし、『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)など
テレビ出演などでも話題の石坂産業二代目社長・石坂典子氏が語る
業界の常識を覆し、名経営者をもうならせた「感性の経営論」。
「肩肘張らずに自然体。それでもなぜ胆が据わっているのか」
――伊那食品工業株式会社 取締役会長 塚越 寛氏
「後継者にしたい娘ナンバーワン、優しそうに見えて実は・・・」
――星野リゾート代表 星野 佳路氏
【主な内容】
プロローグ ジャンヌ・ダルクがやんちゃだったころ
【CSV編】グローバルに考え、ローカルに行動する
【リーダーシップ編】しつこいトップダウンに始まり、おおらかなボトムアップに至る
【競争戦略編】値決めは経営。安売りは断固、拒否します!
【人材教育編】「自分で考える」のは面倒くさい? 仕事の醍醐味を伝える
【キャリアアップ編】「社長=父」、この繊細にして偉大な上司の生かし方
【ワークライフバランス編】バツイチのワーキングマザーが、心の安らぎを取り戻すまで
【コミュニケーション編】社長業は、社員とのあいさつ一つから真剣勝負
エピローグ ―― 笑われてもなお、夢を描き続ける
【経営者による石坂産業見学記】
伊那食品工業株式会社 取締役会長 塚越 寛氏
星野リゾート代表 星野佳路氏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MOKIZAN
23
「屑屋さんというのは私達の暮らしを底辺で支えてくれる、有り難いご商売。ただ、そこにお勤めの方々をあたかも人間的な底辺(屑)であるかのように見做す風潮には、なんともいただけないものを感じます」かの柳家さん喬師匠も、その社会的不遇を嘆かれている産廃会社でありながら、異業種からの羨望にも似た関心を持たれ続けている会社社長さん。ご妙齢のことはさて置いても、ジャンヌダルクばりの強い意志と行動力を併せ持った方です。社会的評価の上昇も認定取得等よりも、工場見学者の口コミに依るところ大きかったようだからすごいですね。2016/10/20
小木ハム
15
著者は産廃処理会社の女社長(女傑!)。彼女は毎年4億トンもの廃棄物を出す日本において『近所に産廃処理の会社があったら嫌~』と主張する人に憤る。あなたはゴミを出さないのか。だったら地域の誰からも好かれる会社を創ってやる。ゴミ屋の娘の下克上。ダイオキシン騒動で『出ていけ!』と叩かれながらも、人事評価、設備投資にメスを入れ、ISO認証取得、財務諸表開示、工場見学、環境教育、里山作り、ホタルの飼育など地域に尽くす改革を行う。業界最高の95%リサイクル率は飽くなき技術開発の賜物。親子二代で堂々たる信用を築き上げた。2020/09/27
Sakie
12
建設業界にいると凄まじい産廃量に震撼する。業者が出すのではない。日本人全員が出し続けているのだ。なのに悪印象がつきまとう理不尽さ。著者は焼却事業から産廃の減量化・リサイクルへ舵を切り、環境教育にまで昇華させた。リサイクル率は95%。リサイクル率向上すなわち利益率向上とあれば、言うことなしだ。私は人を巻き込んで進むタイプではないが、著者も当初は違った。ただ、明るく、隠し事のない、体当たりな姿勢は必須なのだ。人口減少のなか『働き続ける価値があると思える会社をつくれるか』は鍵。同族経営、事業承継も大きな主題だ。2018/01/12
Humbaba
8
例え数字を公開したとしても、相手が興味を持ってくれなければ何の意味もない。経営者にとって数字は何よりも大事であり公開は怖いことだとしても、社員がそれを共有してくれるとは限らない。しかし、それは社員が悪いのではなくてそのことを伝えらていない自分が悪いと考える必要がある。2016/12/25
ピスケス
5
経営とは何か、ファミリービジネスの良いところ、大変さがよくわかりました。社員のことをよく考え、環境にも配慮することが結果的に正当な利益を得ることにつながる。こういった企業が増えてほしいですね。2024/09/29




