内容説明
掘り続けた先に、なにが見えるか?
レコードディガー――掘っても掘っても尽きない金脈を求めてレコ屋通いを続ける人々、あるいは人脈や知識、勘を総動員してあらゆる方法で獲物をサーチする人々。本書はそんな飽くなき探究心を持つ男たちの生き様に、インタビュー、対談や、掘りの成果ともいえるディスク紹介で迫っていきます。表紙、巻頭には国内でも指折りのディガーであった故D.L(DEV LARGE)をフィーチャー。雑誌『GROOVE』のアーカイヴからのセレクトに加え、さらなる深みを求めて追加取材を敢行しました。共感、興奮、羨望、驚愕など、さまざまな感情が呼び起こされること必至のディガーたちの言葉に、ぜひ耳を傾けてみてください。
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目次
■対談:D.L×尾川雄介、D.L×RYUHEI THE MAN、D.L×MACKA-CHIN、小西康陽×クボタタケシ、鈴木雅尭×須永辰緒、Illicit Tsuboi×尾川雄介
■鼎談:D.L×MURO×クボタタケシ
■インタビュー:クボタタケシ、家永直樹、小西康陽、katchin’、永井博
■STUDIO ONEシルクスクリーンジャケットコレクション by 家永直樹
■7インチセレクション:D.L、小西康陽、須永辰緒、尾川雄介、黒田大介
■アジアを旅するディガーのコラム~馬場正道の頭の中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazi
25
D.Lが表紙に出てたので読んでみた。雑誌『GROOVE』から熱狂的なレコード収集家へのインタビューを集めた一冊です。日本のヒップホップグループ“BUDDHA BRAND”は好きなのだが、主要メンバーのD.Lがこんなレコード収集狂だったという話は今初めて知りました。私はレコードは買ったことないけど、中古CD屋に毎日通って100円で投げ売りされてるCDを掘りまくっていた時期のことを思い出した。いまは本当に便利な時代になって、蛇口をひねれば水が出るかのように、ボタンを押せば自宅にいながら音楽が手に入る。2021/05/11
qoop
5
廃刊した〈GROOVE〉誌に掲載されたレコードコレクター、DJ諸氏へのインタビューや対談などをまとめた一冊。レコード探求の深みを語り合う諸氏の口調に「踏み込んでしまった」人々特有の空気がしみじみとにじんでいて味わい深い。p23のD.L〈アフロの頭がデカく写っているジャケはとりあえず買う〉は説得力十二分の名言。2016/10/07
arnie ozawa
2
groove誌の記事の中からレコード収集、特に7インチの話を中心に集めたもの。買ってる号の記事が多かったけど、改めて読むとおもしろいというか、燃える。知らない音楽は山ほどあるし。とは言え、何人かが言及するとおり、ネットによってレコ掘りの宝探し的な面白さはほぼ壊滅してしまったなぁとしみじみ。2016/10/30
ishida
0
これは濃かった…D.Lがたくさん出てくるのもうれしい。次はMUROの本か…?2018/03/12
go
0
レコードで聴くことに興味はあるけど、お金の問題でspotifyで聴いてます。読んでてワクワクする感じがある。宝探し感というか。2018/03/11
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