内容説明
まだまだ働き盛りと思っていても、次第に「老い」や「死」を意識し始める50代。ゲーテ、宮沢賢治、『論語』、『ギリシャ神話』などの文芸作品に導かれながら、人生の後半戦の楽しみ方や、不安を解消するすべなどを説き起こしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さぜん
52
50歳を迎え、さてこの先どうするかなあという私に色々な指南を与えてくれる一冊。斎藤先生の言葉は潔くキレがあっていい。まだまだ読みたい本は沢山あるしアナザーワールドも広げたい。古典も名作も読みたい。やりたい事あるじゃん、私。子供達が巣立つまでは目の前の事を頑張る。70歳まで生きるにしてもまだ20年ある。新しい事だって始められるんだ。頑張ろ。2017/07/25
布遊
47
斎藤孝さんの本は、図書館で見かけると借りて読むのですが・・いつも感心するのは、凄い読書量です。そして、わたしなど、どの本にどのようなことが書いてあったのか、忘れてしまうのですが・・映画も見て、音楽も聴いています。1日をどのように過ごしているのでしょう~この本のように生活すれば、リタイヤしても退屈とは無縁ですね。*規則正しく暮らすことは、孤独を寄せ付けない防除策になる。2021/08/16
団塊シニア
27
年をとり生きるとは何なのか、人間とは何なのかとか哲学的なことを考えるようになったことは確かである、そして作者がいうようにオンとオフのバランスをとることが大切だと実感してます。2019/07/14
カレー好き
26
齋藤孝先生の本。伊能忠敬は55歳から全国を17年間歩いて回り測量し地図を作成した。年を重ねてからも新しいこと、興味あるものに手を出していこう。長生きをすることが楽しみになりました。☆4つ2020/08/29
花男
24
自分は年を取って自分の勉強に時間を費やすのが既に楽しみでいる。友達といるより自分の興味のある勉強に費やしたいと思う。2022/11/24