幻冬舎単行本<br> 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト

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幻冬舎単行本
町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト

  • 著者名:猪谷千香【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 幻冬舎(2016/09発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344030091

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内容説明

駅前の空き地が
広場と図書館に!?
人口3万人の小さな町が生まれ変わった。
補助金に、頼らない――
公民連携によるまちづくりの全貌。

高齢化・過疎化・財政難に直面する岩手県紫波町(しわちょう)は、
今や県内第2位の地価上昇率を記録し、駅前エリアには年間
90万人以上が訪れる。従来の行政主導でも、大手企業に頼る
開発でもない、行政と民間が連携して進めるまちづくりとは
どのように実現したのか。その10年間の軌跡を追う。
魅力ある町には人が集まり、
幸せがつながる――


価値のある町を、
ここに住んでよかったと
思える町を、
つくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

22
ここに沢山のヒントがある。公民連携という形。これからの時代を考えるうえで、この視点・スタンスは必須になるのではと思う。箱モノ行政ではなく、あくまで、そこに暮らし・集うという視点。ライフ・スタイルから始める視点。税金を投げ込むのではなく、あくまで、収支バランスを民間の視点で考える。5年後、10年後を見据えた視点。何より、そこで暮らす住民を巻き込む長い取り組みそ、真摯な態度。それプラス熱い思い。だからこそ、本物のプロも集い、住民も加わる。町づくりを超えたものがある。2016/11/27

ふじ

20
岩手県盛岡市のベットタウンと言えば聞こえはいいけど、実際には中学は荒れ、賢い子は高校から盛岡へ、そんな町紫波。そこにUターンした岡崎氏と、町長の藤原氏が中心になり始めた、町有地(駅前)の公民連携開発。望むライフスタイルがある街には人がやってくる、との言葉が印象的。ゆるく繋がりが持てる空間がある街、私も住みたい。読後思ったのは、約10年をかけ、紫波は100年後も生き残る街に変わり始めたということ。身近な町だからこそ、余計に心に響きました。図書館の農業支援目的だったけど、全部読んで良かった。2017/05/23

とよぽん

20
岩手県紫波町の、町民による町民のための町づくり・・・100年後にも残るエネルギー循環型の町。雪捨て場だった広大な町有地を、公民連携で町民の生活のためのエリアにつくり変えた「オガールプロジェクト」の軌跡が、丁寧にまとめられている。官の「地方創生」がどれも今一つ芳しくない現状にある一方で、紫波町の成功は他の地域にとって学ぶべき点が無限にある。ノンフィクションがこんなに読者を感動させていいのか?2017/03/25

あや

18
【図書館】2016/11/07

C-biscuit

16
図書館の新刊コーナーから借りる。この本は岩手県紫波町のオガールプロジェクトの成功の秘密を解説する本である。ふるさと再生的な感覚で読んだが、中身は非常に高度な取り組みを行なっており、単なる町おこしのレベルではないように感じる。もっとも本になるくらいであるから、魅力的な街づくりができたのかとも思う。オガールについては、全く知らなかたが、成功の裏にはキーマンがおり、熱いハートを持つ人たちの思いが形になったと思われる。民間と役所の差もよくわかり、町おこしは役所のパラダイムシフトから始まるようも思う。行ってみたい。2016/10/14

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