内容説明
透明人間を見たことがあると言い張る男と、透明なんだから見えないはずだと反論する男の、出口のない口論(「不透明な会話」)。金村は同じ列車に居合わせた友人の常磐と何気なく会話をする。しかしそこには大きな錯覚が……(「銀河鉄道の夜のような夜」)。未知なる「笑い」の世界に誘うコンビ「ラーメンズ」第四戯曲集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やまねっと
19
面白いことを考えるんだなあ、と感心しながら読んだ。戯曲集としては最後のものになるが、もっと出版して欲しいと思った。片桐はともかく小林賢太郎は天才だと思う。コント集ではなく、何故戯曲集なのかは、軽いものに思われたくなかったからではないだろうか。そう思う。戯曲集をこの一ヶ月まとめて読んだけど、どんどん上手くなっていくのが楽しみになったりして面白かった。次作を期待しながら生きていこうと思う。そんな希望を持てる気持ちになった作品集たちであった。2026/02/28
サニー
9
ライブは元々見ていたけど、戯曲は初めて手に取った。電車の中で読むのは危険。声出して笑ってしまった。2019/10/04
なふー
8
文章で読んで改めて「銀河鉄道の夜のような夜」「同音異義語の交錯」の脚本のすごさに気付かされました。あと「バニー部」のアドリブの多さも(笑)笑いどころもあって、最後には舌を巻いたり・・・。ラーメンズは他に類を見ない芸人だと思います。2015/08/06
海恵 ふきる
7
戯曲とともに映像を観る至福。戯曲にないものが本公演ではふんだんに足されていたりしておもしろい。この言葉をこんなふうにいうのか!改めてラーメンズの凄さに気づく。プロだなあ。ほんとうに格好良い。よくこんな台本を書けるなあ。そしてどこで観客が笑うのかを把握しているというのがまた凄い。大好き。ほんとうに大好き。甘酸っぱい、肉の思い出。どんな思い出じゃ~い!!!2015/03/26
Moeko Matsuda
6
戯曲を久しぶりに読んだ。これを「コントの台本」と狭義に捉えるなら、初めて読んだ。すごいね。基本的に、本で読んでも全然面白くない。舞台を観るとあんなに面白いのに。だけど、ぞくっとするところはする。文字だけでも、ぞくっとする。多分この部分は、よほど下手な役者でなければ、誰がやっても観てる人は「…すごい…」って思うんだろう。立体と平面、その境界と向こう側。次元さえ違う二つの世界が交錯する。凄まじい酩酊感。これがコメディーか。これが舞台か。これが才能か。自分には遠すぎて、眩しすぎるほどだ。2019/08/07
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