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内容説明
『人事部は見ている。』で12万部超のベストセラーを放った著者が、知られざる経理部の秘密に迫ります。
「経理部から見た『課題社員』とは、どのような人物か」「経費請求は、実はこんなことまでチェックされている」「会費を徴収して経費で落とした上司のその後」「セクハラ、パワハラで糾弾された社員は、過去の経費不正をチェックされる!?」。
ふだんは「沈黙の臓器」である経理部ですが、経費の使い方、請求の仕方で、実は社員の人格、行動様式まで多くの情報を握っています。それが社内での「悪評」の拡大につながったり、ときには社内での処遇に影響を与えることも。経理部員たちは、何を考え、何をどこまでどうチェックしているのか。一般社員たちはうかがいしれない、経理部の仕事の表と裏について、多くの取材をふまえ、誰もが心あたりのあるエピソードをふんだんに紹介しながら解説します。
お金の問題は、ほんの軽い気持ちから、思わぬ重大事態につながることも。会社員にとって、絶対に知っておくべきお金との付き合い方について、深く考えさせられる本の登場です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
45
まさに自分もやっていた業務。あのときは細かくて各部に申し訳ないなぁと思いながらやっていたが、この本を読むともっと厳しくても良かったのではと思うくらい。2018/02/11
ふ~@豆板醤
32
おー、怖いかも(笑)領収書のもらい方だけで人柄がまるわかりとは‥。経費の使い方には気をつけなきゃ(・_・;)システムや事務処理も大事だけど、社員のモラルばかりはどうしようもないし‥、経理部も大変そう。「会社のお金は他人のお金」「お金の使い方はライフスタイル」 2017/03/01
香菜子(かなこ・Kanako)
24
経理部は見ている。。楠木新先生の著書。ちょっとした出来心から出張費や交通費、交際費をごまかして自分のお小遣いにしてしまうような人は少なくないと思う。でもそれはルール違反だし、エスカレートすれば立派な犯罪行為になってしまう可能性だってある。2019/05/23
inarix
11
「経理やってると、ダメな社員の名前から覚えていくんだよね。問題ない人って、逆に全く印象に残らないよね」これは実際に経理部内で仕事中に出た会話でして、本書の内容もまた、このセリフに尽きます。経費を使うということは、他人のお金を使うということ。だからこそ、その使い方には人間性が丸出しになる。精算書やレシートから、社員の行動は全部見えてくるもの。エピソードが前後に飛んだり、半端にフィクション仕立てになってたり、本文の構成が少々下手ですけど、日経の編集はこんな感じなので仕方がない。素材は面白いのに勿体ないの一言。2018/01/28
Mik.Vicky
9
なんだか身近に聞くような話もたくさんあった。確かに代行運転業者は白紙の領収書をくれることはよくある。上乗せして金額を記入するのは簡単なのだが、自制した方が良さそうだ。ところで、話の流れがループしていて読み進めていて疲れた・・・2017/01/16