結果主義のリーダーはなぜ失敗するのか

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結果主義のリーダーはなぜ失敗するのか

  • 著者名:本田有明
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2016/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569831503

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内容説明

「目標必達!」と叫ぶほど、部下はノルマを果たせない!? ――部下には厳しくしている。でもその分、自分だって必死にやっている。「目標必達」を合言葉に、皆を鼓舞し続けてきた……それなのに……振り向けば誰もいない!? こんな目に遭う可能性は、実は、「会社に忠実」で「優秀」な管理職ほど高い。部下に色々注文をつけているようで、結局は「とにかく結果を出せ」という指示しか出していない。このようなリーダーの隣には、不祥事や部下のメンタルダウンのリスクが常に存在している。上司側のみならず部下側の心理も知り尽くしたコンサルタントが、「優秀な人ほど陥るマネジメントの罠」の危険性を説く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

32
部下には厳しくしているが、それ以上に自分は必死に仕事をしている。目標必達を合言葉にメンバーを鼓舞してきた。その結果、後ろを振り向けばついてくる部下はおらず、プロジェクトも途中解散になってしまった。 こんな人ほど、人間的には真面目で誠実で優秀な管理職だった人たちだ。 いろいろ結果に注文をつけて指導していたつもりでも、部下は結果を出せと指示された以外の事は残っていない。 同じような内容で同じ量の仕事をしていても忙しいを連発し、なかなか仕事が片付かない人がいる。それは忙しいと言う口癖になるような働く姿勢にある。2019/07/10

MM

1
人を育てれば結果はついてくる。ただ仕事である以上、ある程度の結果を出さないといけないので、その部分の難しさをどう解決するのか、疑問が残った。 納期は重要である。しかし納期を優先して品質を低下させては駄目だ。そして品質を維持して納期を守っても、その結果従業員が死ぬようでは駄目だ。じゃあ納期を破っていいのかというと、口を閉ざすリーダーが多いように思う。 本書でもいろいろなメッセージが示されているが、本当に必要なのは、絞り込みと優先順位の明確化なのではないだろうか。2016/11/27

三上 直樹

0
結果重視のリーダー批判かと思ったら、東芝や三菱自動車の問題から入って、トヨタを礼賛し、会計の難しさを語りあって終わるという、何ともアバウトな内容。 言いたいことはわかるのですが、それを隔靴掻痒というか、群盲象をなでるような書きぶりでは伝わらないのが残念です。2016/10/25

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